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立場を利用して学生にこういう無意味なことをやらせたがる会社は総じて気持ち悪い。
ドワンゴが受験料を払わせるのと餃子の王将が新人研修で新入社員に土下座を強要させるのは本質的には同じ。
会社や上司の無意味で理不尽な要求をどれだけ忠実に守れる奴隷なのか試しているだけ。
3回まわってワンをすれば採用しますの方がまだマシ。
ドワンゴ新卒採用の受験料って
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コントロールしやすい優秀な人がほしい
企業側、特にドワンゴさんの場合ならたぶん、その要素が強いんじゃないかな?と思う。優秀でも会社や上司(指示系統)のいうことの聞かない人は、邪魔だという発想ですね。
じゃぁ、そういう人を面接で見抜いて排除すればよいじゃないか?と思うかもしれないが、それが意外と難しいんですね。特に優秀な人材がごろごろ受験してくれないような会社に取っては・・・。
で、簡単な踏絵を用意しましょうということだと思う。
入社試験に、少額でも受験料を払える人は、会社のいうことを聞きそうな人が多いということです。変な?ことをする会社に、それを受け入れて入社する人は、ある程度は覚悟ができてるという風に考えてもよいでしょう。
優秀なら、ある程度わがままでも許すけど、最低限のところは指示に従ってほしいとかそういう微妙な線での採用を考え出すと、たぶん有効そうな踏絵だと思う。
もちろん、優秀で指示に従ってくれる人が理想だけど、そんな人がゴロゴロいないからということですよ。
・技術力が高くて正論を言う人間は、正直ウザい
優秀だとか能力があるというのは、一つの権力なわけです。
そもそも、優秀な人が我慢して理不尽なことを聞く必要性なんてあまりなく、また指示に従わなくても困った立場に追い込まれることが少ないからという現状があるわけです。都合のよい優秀な人なんて、世の中にあまりいないんですよ。
簡単な例で考えらればわかるけど、安い賃金で働いてくれる優秀な人とかを経営者が望むのと似たような感じ。安い賃金が単に、指示に従うというところに少しシフトしてるだけ。
追記
来春卒業予定の大学生らの採用を巡り、大手IT企業「ドワンゴ」(東京)が入社希望者から受験料を徴収する制度を導入した問題で、厚生労働省東京労働局が「新卒者の就職活動が制約される恐れがある」として、職業安定法に基づき、次の2016年春卒の採用から自主的に徴収をやめるよう行政指導をしていたことがわかった。
労働者の募集に関し、職安法は「いかなる名義でも報酬を受けてはならない」と規定。厚労省は指導の中で、ドワンゴの受験料が「報酬」にあたるかどうかは明確に判断しなかったといい、同社の担当者は「受験料は報酬にはあたらない」との認識を示している。
ドワンゴ就職受験料、厚労省が中止求め行政指導 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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