まず、なぜ難解に感じるか?という部分について、
・(読み手が)理解が出来てないから
・(書き手が)表現がまずいから
の2点があろうと思うんだけど、個人的には後者の要因が大きいと思うんですね。だって理解したうえで、これってこんなに簡単な話で、こう表現したらすぐにわかるようなものなのにと思うからですね。
なぜ、難解にしないといけないかといえば、ステータスみたいなものだと思う。すごそうとか、むずかしそうとか、そういうのが何らかの価値を高めるからですね。簡単だと分かったとたんに、そういうのって価値を失うんです。
多くの人が理解できて、広まってしまうと、急に価値が下がったようにみえるのは、そういう部分があるのだと思う。
そういう業界は、顧客に不信感を生み出す
まあ、プロだとか業界人だとかそういうので、囲い込み戦略して、金もうけしましょうっていう路線なので・・・。士業だってそういう風潮はあるよねと個人的には思う。
弁護士や医者みたいに国家試験があってどこぞに認定された資格ならともかく、メディアなんて今や参入障壁が限りなく低いわけで、言った通りYoutuberみたいにいわゆる「素人」の学生が大きな影響力を持つことだってあるわけですから、そういう人達にもちゃんと理解して貰う方向を目指した方が良いに決まってるのに、そういう人達に対しても「マクルーハンも読んでないようじゃなぁ~」ってフカすんですか貴方は、って感じです。「正しい理解と普及」が大事なのに、それをマウンティングに利用して悦に入っててどうすんの、っていう。
「業界人なら」とか「プロなら」っていう言葉がこの人達がどうも好きみたいなんだけど、その「業界」とか「プロ」っていう、普通の人達を低く見るような姿勢があったからこそ広告が消費者に嫌われておかしくなってるんじゃないかなぁと思うんですよ。
ネイティブ広告ハンドブックと広告業界の「蹴鞠おじさん」について - ヨッピーのブログ
弁護士も医者も、まあ嫌われてるといえばきらわれているとおもうけどね。ただ、弁護士や医者は困った時に使えないと不便だしとかいう力関係があるのでまだ維持できている感はあると思う。広告やITって、その必要性を実感しにくいという点もあって、表面だって嫌われる傾向にあるような気はする。
プロなら、業界人なら・・
本来は、自身に対して使うべきもので、他者に対して使うべきものじゃないんじゃないかなぁと思う。どっちにしろ感じ悪いっていうのは、あると思う。でもって、感じ悪いけど、何らかの力を持ってたりすると、だれもそのことを指摘しないだけ。でも素人の人たちはしがらみないから、感じ悪ければ、感じ悪いよなぁというだけだと思う。
情報密度をさげると、分かりやすくなる
そういうのは確かにあると思う。・情報に優先順位をつける
・ポイントだけを前出しで表現する
・従来の概念とそんなに違わないという部分を強調する
こういうのをすると、同じ内容でもわかりやすくなると思う。
でもって、そういう書き方のほうが、同じ業界の人でも読みやすいしわかりやすかったりするとは思う。
逆に言えば、業界人(プロ)のほうが、ポイントだけpしえてもらえば、あとは類推できるので、ほかのごちゃごちゃした補足は欄外に書いてあっても良いぐらい。
カタカナ語が、難解な理由
意味のない記号になっているからというのがあると思う。英語圏の人には、カタカナ語でなくて、造語であっても語源みたいなものがわかるので全くの記号でないと思われる
漢字とかそういうのになれば、漢字圏の人は漢字の意味から類推できる部分があるので、記号を超えてると思う。
でもって、漢字でも英語圏の人が見れば、単なるデザインや記号にしか見えないと思う。
横文字の苦手意識が難解にさせてるとかそういう一面があるが、それだけでないのは明白だと思う。でもって、そういう横文字苦手意識が難解にさせてるんだって言ってる人ほど、その横文字を理解もしてないのにそれらしく使って、自らえらそぶっている人が多いと思う。
理解してるのなら、わかりやすく表現できるのか?
わかりやすく表現するいうのも1つの能力なので、頑張ってもできない人たちはいると思う。でもテクニックでもあるので、ある程度までは頑張ればできるはずだと思う。
・わかりやすく表現できないのは、本当に理解できてないからだ
・難解だというのは、業界人(プロ)としての知識がないからだ
こんなの半分ぐらい嘘だってことですよ。
本当に理解できていても、分かりやすく表現できない人もいる
業界人(プロ)が呼んでも、難解とまではいわなくても、まわりくどい表現でわかりづらいっていうのはある。
難解なことを、簡単に表現して価値が下がるのなら
初めから、価値がないのかもっていう部分がある。まあ、価値があっても、ふっかけて価値を高めておいたほうがよいだろうという意味合いで、難解な表現があるのかもしれないけどね。
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