大学時代の「空白の4年間」
人生を惰性で生きているオジサンたちは、ある価値観から見たら、ほとんどが空白なんじゃないかな。だって、ほとんどルーチンワークだし、毎日が日常ですよ。大学時代を有意義に過ごしたというのが、老後の為に今働いているみたいな感じなら、それは、今を生きている人生ではないなと思う。
今生きているというのは、平凡で無駄な時間を過ごしてるかどうかとは直接関係ないということ。
今を生きる大切さ
成果を評価基準にするのは、今を生きているというものではないと思う。たとえば、旅行するのに、こんなに効率的に詰め込んで、あっちこっちの観光地を回りましたとかそういう感じに陥ると、旅行の楽しさが台無しになりがちだと思う。
また有名な観光地を巡ることに必死で、ありふれたところにはいかないのも、個人的にはどうかなと思う。
なんでも効率的だと良いわけではないし、成果を求めすぎるのも、楽しめないと思う。
旅行なんて、無駄で、GoogleMapとストリートビューで十分だし、ほとんどのものはネット通販で手に入るんだから、現地に行くなんて時間と労力の無駄とかそういう感じ価値観だってあるのは事実。
ただ、旅行に置き換えると、それは効率的過ぎるなと思うのに、人生とかになると思えない人たちがいるということ。
また、若い時ほど、残りの人生が長いのに、時間を効率的に使わないと損してるかのように思いがちだと思います。
無駄に過ごすことに、価値を見出すことも大切
逆に、余裕があるときにしか、無駄に時間を過ごせないんですよ。モラトリアム期間(猶予期間)というのは、そういうものだと思う。意外と、無駄に過ごしたことが、その後の人生に役に立つとか、何らかの救いになることも多いんです。
勉強するというのもよいことだと思います。大学の勉強って、無駄なものの代表だとおもいますから。社会に出て、役に立つことはほとんどないものですよ。
おまけ
しかし、自分を変えようと努力した結果、4年の半ば辺りから人に変わったなと言われるくらい変われたし、趣味のない人間がどうやって充実した生活を送れるのかも分かりました。彼女も友達も今はいます。僕のような「空白の4年間」を過ごさないために、オタクにも、意識高い系にもなれないあなたに僕から提案があります。はっきり言えることは、何かの困難を克服できた時に何かを悟ったと思うことは、大抵は勘違いだということ。また、その悟ったことが真理で重要なことのように思うので、人にも教えたあげたいという気持ちになる。
クズだ無能だコミュ障だと腐り僕のような「空白の4年間」を送る人が少しでも減ればと思い、この記事を書かせて頂きました。
https://anond.hatelabo.jp/20130310122711
「真面目系クズ大学生」のクズの部分はちょっとわからないが、本当にまじめ系なんだろうなと思う
また一般論で申し訳ないが、何らかの自信をもって過去のトラウマを克服できたかのように見えても、ちょっとしたきっかけでもとに戻ってしまうことはよくある。克服というのも、実は何回も挫折して、何回も勘違いして自信を持つことを繰り返すうちにしか、出来ないものだと思う。
真面目な人が、いい加減な人にはなかなかなれないように、人の本質というのは、なかなか変化させるのは難しいものです。
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