日本が英語鎖国だから悪いって言う人の論理は、どこまで正しいのか?

  • 投稿 : 2016-09-07
他のチームメンバーがとても喜ぶ。英語でデモをするコードを作ったら超喜ばれる。

ところが、私は日本側の準備(日本語化)をするので手一杯だ。しかも、そのプロジェクトに貢献したところで、日本では英語だから全く役に立たない。だから、メンバーには言わないけど、いつも心の中でメンバーに申し訳ないという気持ちを 持っている。
英語鎖国で深刻なのは情報入手のスピードじゃないと思う - メソッド屋のブログ

単に、日本語のせいにしてるだけで、能力ないだけじゃないんですか?っていう論理も作れると思うんだけどね。
何らかのフードバックをすることは可能だと思うけど・・。

たとえば、日本語化って多言語化みたいな部分があるから、英語圏では見落としがちな処理も見抜けるとかそういう部分はあると思う。

Windowsにしても、明らかにIMEが固まるとか、落ちるとか、多言語化のチェックが近頃おろそかになってきてますよね?
もしかすると、日本語だけで、中国語だと落ちないとかですかね?

あと、作業が他の人の作ったものを日本語化してるだけなら、貢献できる場面が少ないとは思うけどね。日本語で作りながら同時に英語バージョンも作れば、貢献できるのでは?英語得意なら、余裕でできる芸当だと思う。

これって、日本が英語鎖国だから悪いって、本当なのでしょうか?

あと、デモコードですけど、日本でも英語で十分だという人多数ですよ。ちゃんと動作する参考になるデモなら、英語で十分ですよ?多言語化絡まないのなら、それで動作確認できるので日本語化する必要さえないと思うけど、違うんでしょうか?

クレクレ君は、お金になるから

 ところが、日本だと、「英語での最新情報を早く入手したい」という意識はあれど、「貢献しよう」という人は相当少ない。もし、それを、「世界コミュニティ」のメンバーから見たらどう感じるだろう。何の貢献もしないけど、情報だけを欲しがる 「クレクレ君」に見えるのではないだろうか?私は少なくとも、みんなにいろんなことをしてもらっているのに、もらう一方だと相当肩身が狭いので、貢献をしたいという気持ちになる。誰が「クレクレ君」と一緒に仕事をしたいと思うだろうか?

 その為には、英語のレベルがどうや、こうや、と言っている暇があったら、世界コミュニティに「貢献」を始めたほうがいい。気軽に始めるのは、ソフトウェアだと、Issueを送るとかPull Requestを送るでもいい、ブログでもいい。なんでもいいけど あれだけ情報をもらっているのだから、こちらもシェアしないのは相当イケていないと思う。
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世界コミュニティ = 標準化(グローバルスタンダード)

そんな簡単な話じゃないと思うけど・・。
ビジネスの話ですよね?

タダでモノをくれるところはない。タダほど高くつくものはない。

英語信仰

英語が話せない日本人ダメすぎから、一歩も超えてない気が・・。
英語が話せない日本人でも、ノーベル賞とか取ってますよね?(まあ、例外と言われればそうかもしれないけど)。

それはともかく「英語話せればどうにかなる!」という思想ではダメな気がする。英語が話せる・話せないという別の次元の問題だと思う。

あと、欧米でもやっぱり現地語の方が強いとおもうけどね。

世界コミュニティに貢献したい人たち

世界コミュニティに貢献しないととか言う人たちは、スケベ心みたいなものが一切ないとかなんですかね?

スケベ心もないのに、参加をいうながすのは無理があると思う。

でもって、実際にスケベ心を満たされるかどうかは、別だし、もっといい方法があれば、コミュニティに貢献しない人多数だと思うけどね。

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世界コミュニティって結局何をさしてるのか不明だけど、世界コミュニティに貢献したいだけで、世界コミュニティは成立できるわけないと思うんだけどね。

で、世界のエンジニアの数から考えて、貢献している人たちはどの程度ですかね?

私は日本人のためだけに仕事をするのをやめよう。日本人に対して仕事をするのをやめるという意味ではなく、世界コミュニティの一員として貢献していこうと考えている。
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スケベ心=社内での評価

なんじゃないかなぁと思う。


日本のレベルははっきり言って相当低い?!

しかし、問題は、ソフトウェア開発だと平均すると、日本のレベルははっきり言って相当低いと言わざるを得ない。世界が凄いのではなく、日本がしょぼいのだ。これはなぜだろう?
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どの分野のどういう種類のソフトウエア開発の話なんですかね?

そもそも、日本のソフトウェア開発は相当低いのに、改善的な手法ってなぜ海外からでてくるんですかね?
レベルの低いところに合わせて、改善案が出てくるっておかしな話ですよね?

自分たちのためではない、レベルの低い開発を行った入る人たちのために、新しいパラダイムが出てきますって、どういう原理なんですかね?

マイクロソフトのWindowsUpdateの品質だって、最近特に落ちてきてますけど、なぜなんですかね?

コミュニティに貢献信仰

そういうのもあるんじゃないかなぁと思う。勉強会と同じく、参加するだけで、かなりもメリットが得られるとか・・。でも、そんな美味しい話、この世の中、この世界にあるのでしょうか?

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「エバンジェリスト!」「アジャイルコンサルタント!」「やり方を追求! 」「コミュニティに進出!」wwwwwww。会話だけで生き抜こうとするからこんなこと言うようになる。実力つけろよ。

2016/09/07 13:39

成果を焦りすぎて、地道さに欠ける感じがする・・。
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