ボトルガムの箱に、ホチキスの芯を貯めている。綴じたあとに間違いに気づいて外したホチキス、上司から「以下の通り」を「以下のとおり」に修正しろといわれて外したホチキス、書類の順番が違うと経理に言われて外したホチキス、を、捨てないで、延々と溜めている。
このボトルガムの箱がいっぱいになったら辞表をだすのだ。
理不尽に電話口で怒鳴られたとき、ボトルガムの箱をみると気持ちが安らぐ。あともう少し。
ホチキス貯金してる
・理不尽な職場や仕事
・辞めるなどの短絡的なことができにくい
こういう場合において、期限を設定して、我慢するという手法は、かなり有効です。で、上記引用先だと、期限の設定の仕方がうまいと思います。また、耐えた分量として、目で見て確認できるというのも心の安定を保つのに役になっていると思われます。
こういうのって、いろいろあると思うんですよね。子供が大きくなるまでとかとういう話ですよ。
理不尽なことに耐えるのには、必ず期限が必要なんですね。デスマーチで心のバランスを崩しやすいのは、期限がないように錯覚するわけです。まあ、実際、終わりが全然見えないことが多いし、期限設定が難しいっていうのがあると思います。デスマーチであっても、いつか終わるというのがわかっていたら耐えやすい感じですよね。
あと、逃げれないという観念が芽生えると、特に追い詰められることが多いかと思います。
嫌ならやめたらいいとか、嫌なら文句をいったらいいとか、そういう精神構造の人には理解しがたいとは思います。また、ポジティブ思考崇拝の人にも分かりにくいと思います。
期限の設定は、巧妙にしましょう
性格にもよるけど、決めたら絶対に守るとかそういう系統の人は、かなり巧妙に決めないと、逆に追い詰められます。ポジティブ思考崇拝の人
・ホチキスの芯を貯める代わりに、自己啓発を貯め込む自己啓発が転職できるまで貯まったらという路線ですよね。結局、そんなに精神構造は変わらないのかもしれないってことです。
僕は、ホチキスの芯の方が良いとおもうけどね。目の前の仕事をこなしているほうが、自己啓発に励むよりも、得なことが多い気がするから。
嫌ならやめたらいいとか、嫌なら文句をいったらいい系の人
実際には、嫌なことは他人に押し付けたらいいとか、そういう系統の人なんじゃないかなぁと思わなくはない。別に悪くないけど、他人を批判的に言えるほど、正当性があるわけでもないと思う。
だって、嫌でも辞めれないとか、嫌でも文句を言えない状況というのは普通にあって、その対処方法として、逃げたらいいと、耐えたらいいとでは、そんなに違わない気もするんですけどね。
逃げる路線も、耐える路線も、加減を間違ったら不幸になりがちなので、気を付けたほうが良いと思う。
逃げる路線の人は、耐えるべき時は耐えたほうが良い結果になるだろうし
耐える路線の人は、逃げ時をしらないと、つぶれてしまうってことになりがちだと思う。
設定した期限や条件になったら、やめないといけないの?!
そのときの気分と状況で判断してよいのでは?必ず守らないとダメとかいうのも、人生を不幸にするきっかけになりやすいと思う。
なぜ、いったん決めたことを守らないとダメみたいな洗脳めいたものがあるかというと、約束を守らない他人がいると迷惑だからというだけの話だと思う。
周りに迷惑かけない人は、幸せになれるか?といえばそうでもないのを考えたら、そのあたりは明白だと思う。
スポンサーリンク
コメントを残す