・うつ病を理由に、周りに権利を要求しすぎる社会はダメ
育児の場合は、嫌なら子供を産まなきゃいいですとかも本当はありだと思うんだけど。
少子化で子供を産むことは社会の役に立つとかそういう思想があるから、社会はある程度優遇しましょうっていうムードなだけで、少子化じゃなくなったらなにを大義にそういう論理が構成できるのでしょうか?
あと、子供は社会の財産かもしれないけど、結局は育てた親もメリット?があるわけで、それを無視して、すべて社会が負担すべきとかになるのはおかしいでしょう。
メリットの中には、子供と過ごす幸せとかもあるわけで、それこそプライスレスなんですよね?
でも、子供を産むのをあきらめた人はそいういうものを得られないんだけど、でも他の人を応援?支援?しろとか言われても、できる範囲ってものがあるでしょう?
生活保護とかと基本は同じですよ。
どこまでを援助するが妥当かというものがどこかにあって、理想をあげてなんでも許容していけるわけないと思う。
まして、コストのかかることなんだから・・・。
社会全体で取り組むのなら、
時短勤務をつかって保育所に迎えに行くとかしなくても
保育所が遅くまで扱ってくれればよいという路線もあり得るわけで・・。
でも、結局はどこかにひずみというか、負担してくれる人たちが必要なのか変わりないと思う。
子育ても、介護も関係ないけど、同じ時短制度を使いたい
まず、周りの理解を得られないと使えない「時短制度」というものがあるとしたら、そもそも子育てとか介護とか関係なく、その制度がダメなんだと思う。つまり、周りの善意や負担に頼った制度であるということです。
お互いさまというのは、自身もおなじ権利を使う可能性があるときでしか、そう思えないと思う。
たとえば結婚している男性は、自分の妻が使うかもしれないっていうことで利害関係者になるかもしれないけど、一生結婚するつもりのない男性は、利害関係者にはなりにくい。
つまり結婚して普通とか、子供を産んで普通とかそういう時代は、お互いさまの相互扶助的なものとして受け入れられるかもしれないが、そうでない場合は、損した感を感じる人たちが出てくるわけです。
そうして、損した感を感じる人たちが少数でなくなれば、崩壊しなくても不平不満のもとになるでしょう。
その時、いやいや結婚すればいいんですよ、子供を産めばいいんですよといえるか?って話で、
言えるのなら逆に、
結婚しなければいいんです、子供を産まなきゃいいんです
というのもありだと思うんですね。
子供を育てる権利と生活保護
子供を育てる権利なんてあるのかしらないけど、まあそういうのを叫ぶ人がいるのであるんでしょう。しかしですね、あるとしても、生活保護と同じで、どこまで社会が補償すべきかという部分はある。
女性が育児のために仕事を辞めるのは不公平だということで
じゃぁあ、夫婦のうちどちらかが仕事をやめて育児に専念する社会にすればいいんじゃないの?
っていう方向性もあるわけです。
あち、子供を育てる権利でなくて、
親は子供を育てる義務みたいなものがあって、権利自体は、子供にあるはずなんですけどね。
子供に対する支援であって、親に対する支援?じゃないはずです。
でもって親にも義務があるわけで、できる範囲で頑張る必要あるのです。
子供を育ててる=社会の役に立っているから=>権利を要求するみたいな勘違いはダメだと思う。
子供を育ててなくても、働いている人は社会の役に立ってますけど?
何も捨てたくない、何かをあきらめるのはおかしい
本当に、何かをあきらめるのはおかしなことなんでしょうか?資生堂の話
女性に対して酷いとか企業の甘えだみたいなのがブコメでもあって強い違和感がある。
資生堂は、世の中の2歩も3歩も先に行ってて、だからこその今回の報道なんだけど、それが判ってないコメントが多いと思う。
資生堂ショック報道への反応のズレ
「基本は自助努力。制度は自力で解決できないときに頼るもの」と確認した。意思統一を図るために10年度に全女性社員ら1万人(管理職を除く)を対象にキャリアサポートフォーラムを全国で開き、当時副社長だった岩田喜美枝さんが直接説明して回った。
育児を聖域にしない改革 資生堂 :日本経済新聞
まずは、自助努力。生活保護と同じ感覚のものなのでは?
理由が正当だから、優遇される制度は、不公平感を招くと思うんですね。
同じ迷惑をかけるとして、育児はOKで、旅行はダメとかだったら、それは?っていう部分ですね。
有給休暇とかもそんな感じですよね。
病気や育児は仕方がないという価値観の人たちは、旅行は??みたいになるけど
でもそうでない価値観の人は、迷惑かけるのはいっしょでしょう?って話になるかと思う。
番組では、「“資生堂ショック” 改革のねらいとは」と題し、資生堂が進める業務改革を特集した。資生堂は他の企業に先駆けて、育児休暇や時短勤務を導入してきたことで有名だ。しかし今年4月、こうした方針を転換し、育児中の社員にも平等な勤務シフトやノルマを与えるとしている。
こうした事態を受け、資生堂人事部は2013年、子育て中の美容部員にあるDVDを配布した。執行役員の関根近子氏はそのVTR中において、育児休暇を取ることが月日の経過とともに当たり前となってきたと指摘した上で、社内の現状について「甘えが出てきたりだとか、(育児休暇を)取るという権利だけ主張しちゃったり」と苦言を呈している。
このDVDは、短時間勤務の利用者でも他の社員と同じく、月2日間の土日勤務、月10日間ごとの昼番遅番勤務を基本とするという内容も伝えている。
「おはよう日本」の「資生堂ショック」特集 育児支援制度の改革とは - ライブドアニュース
男だって、家族を犠牲に仕事している人たちもいる
女性が育児をすることで、キャリア(仕事)を犠牲にとかいってるけど、たんに自身は仕事を続けて生活基盤を持っておきたいってだけの話ですよね。男は育児でそういうことがないからとかいうけど、男だって家族を犠牲にして仕事していた人は昔はいたわけです。
家族ですごく時間を犠牲にして、キャリアを積んだわけですな。
もちろん家族の時間を大事にした人もいたけど、ある程度キャリアとかあきらめた人もいるわけで・・。
何も捨てたくないなんてそんな都合のよいことは、ないといってよいと思う。
プライベートで遊ぶ時間を犠牲にして、キャリア形成している人だっているわけで・・・。
育児をすることは大変で偉いなんて発想は、
昔の男の仕事をすることは大変で偉いっていう発想と変わらないとおもうけど・・。
確かに、育児も仕事も大変で偉いっていうのは、本当だと思うよ。
でも、それでごり押しできるかどうかはまた別問題なんじゃないの?って話。
家族で助け合わなきゃということで、妻に何かを押し付けるのと
社会(職場)で助け合わなきゃということで、周りに何かを押し付けるのとでは
構図としては似てるんじゃないの?と思う。
なんか身勝手な話に、こっちに何かを押し付けられてもなぁと思う人もいるでしょう。
「子供いようがいまいが負担は平等」が何かやたら騒がれてるようだけど、
逆の「仕事してようがしてなかろうが負担は平等」だったら
育児界というか子供保護者界では大分前から常識化してるよね。
今や「仕事してるからPTA役員できません」なんて通用しない地域が殆どでしょ。
資生堂に対して「働くママは優遇されて当たり前なのに!」と憤っている方々は
子が小学校に入ったら「何で私は優遇されないの!?」と発狂するんじゃなかろうか。
いつも切り札にしている「こんな事だから少子化ガー!」は子持ちのママ相手には通用しませんから、残念!(死語)
資生堂ショックと言うけどさ
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