本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
・物語を書くのに、実体験は必要ない(伝聞でも問題ない)
・実体験の特異さが、物語の素晴らしさにはつながらない
世界一周したら、世界を見回ったら、人生変わるかな?とか、良い物語を書けるかなぁとかそういうのは幻想だと思う。
世の中、理不尽なもので、インパクトあることを全然しなくても、人を引き付ける物語をかけたり、人を引き付けるような人生を歩んでたりするというのが事実のような。
あと、人から聞いた話を自分の体験談のように話す人たちも結構いて、それでも「すごい人だ」とかになってるケースもあるので、実体験必要ないのでは?と個人的には思う。実体験だと分かりにくければ、知識でもよいと思うよ。人から聞いた聞きかじりの知識を、分かりやすくおもしろくいうだけで、人気者みたいな。
もっというと、「こういう話を人から聞きました」というスタイルで嘘なくても、「人から話を聞いた」という実体験を話すというスタイルでも、問題ないのでは?
体験の内容とか特異性とかでなくて、実際には、その人のキャラ(性格・思考)とかに引かれるのが、人間なんじゃ?
人生に物語は要らない
そうだ、僕はあまりにも世界を知らなさすぎる。ホームレス経験があるからなんだというのだ。「なんでも知ってるゲンさん」みたいなステレオタイプなキャラクターはどこにも存在しないということがわかっただけじゃないか。インドや東南アジアを旅したからなんだというのだ。日本の近所をちょろっと見てまわっただけじゃないか。アメリカにもアフリカにもヨーロッパにも行ったことがない。政治も経済も科学も宗教も、本当に何も知らない。
もっと世界を知りたいと思う。いままで自分ひとりで知識や経験を積み重ねてきたけど、もう限界だと思った。独学には「体系的に学べない」という決定的な限界がある。だから大学へ行こうと思った。もっと世界を知るために、僕には高等教育が必要なのだ。
先日、久しぶりにKindleのストアページを見てみたら、あの24万字の本へのレビューが1件増えていた。
やっぱり僕はこれでいい。こうして増田で誰に宛てるでもなく近況報告をしたり、Steamに長文レビューを投稿したり。誰が読んでいるかもわからなくて、でもたまに反応があったりして、それが少しくすぐったくて。
特別なことなんて何も起きなくていい。夢も希望もなくていい。
人生に物語は要らない。
人生に物語は要らない
人生に物語は要らない
- [文章書き]
この増田は"Hello world!"を書いた増田です。件のkindle本のタイトルは『ハッピーエンドは欲しくない』です。僕は買いました。
2017/12/27 07:36
・ハッピーエンドは欲しくない | n | ノンフィクション | Kindleストア | Amazon
人生に物語は要らない
- [あとで読む]
「数年前、初めて増田に文章を投稿したら2000ブクマ付いた。」 これかな? → https://anond.hatelabo.jp/20120904230532
2017/12/27 09:36
でも一番印象に残っているのは、南海線の高架下、うず高く積まれたゴミ山の前でガラクタを解体していたおっちゃんのこと。奇声を発しながらハンマーを振り下ろしていたおっちゃん。その両目は、これ以上ないほどにキラキラと輝いていた。その鉄屑を売った金でビールが何本買えるか皮算用でもしているのか、あるいは幸せになる魔法の薬でもキメているのか、そのときの僕にはわからなかったけど。
そして、人生を投げ出していた僕に付き合ってくれたおっちゃん、あなたのことも忘れません。モーニングをおごってくれて、いろんな話をしてくれて、聞いてくれて、役所の福祉課まで連れて行ってくれたおっちゃん。あなたがいなければ、僕は今でも西成でぬるま湯の日々を送っていたかもしれない。
いろんな人に助けられて、ホームレスの施設に入ることになった。舞洲という人工島にあるのだけど、これがまた周囲に何もないのだ。スポーツ関連施設、ゴミ処理場、物流センターが点在するくらい。コンビニ1件ありゃしない。だけど施設での生活は意外にも楽しかった。2段ベッドが6つ並んだ12人部屋。むさくるしいけど、みんなバラエティに富んでいた。刑務所上がりのいかついおっちゃん、虚言癖のひどいおっちゃん、ほとんど一日中寝てるじいちゃん、薬のフラッシュバックがひどい兄ちゃん。そんな人達の中で過ごせば、自分がどれほどクズであっても気にならない。やはり僕はこちら側の人間だと再認識した。
市街地にある施設へ移ってからはいろんな仕事をした。生駒の山奥にドブさらいに行ったり、事務所移転のバイトで腰をやってしまいそうになったり、なんやかんやあったけど、長くなるのではしょろう。結局のところ、またプログラマをすることになるのである。
"Hello world!"
いろいろ
人生に物語は要らない編集(見せ方?)の力が強大だと思う。何気ないものも、編集の力で、オリジナリティーのあるものに?!こういう文章読むと、物語に必要なのは「編集」なんだなと思う。
2017/12/27 10:46
人生に物語は要らないAIが書いてそうというのが僕の印象。人から聞いた話を編集して書いても、こんな感じになりそうな。文章上手すぎて書いてることすべてフィクションに感じる。
2017/12/27 09:47
人生に物語は要らないIT系の人だからとか・・。その人らしさというのはこの部分なのでは?VRのくだりになってから水を得た魚のようだな
2017/12/27 09:44
人生に物語は要らないat randomに並ぶ濃度の高いいくつもの出来事を繋いでいるのはプロットではなく筆者の鮮やかなパーソナリティだ。確かに「物語は要らない」。
2017/12/27 09:42
人生に物語は要らない「これ物語は要らないとかいいつつ見事な物語が展開してるやつでは?」と思いつつ読んだら完全に物語だった。これが物語だよ。
2017/12/27 09:17
人生に物語は要らないでも、ファンつくことが多いよね。ファンなら、この味付けで、「今朝、ご飯を食べました」でも、満足すると思うよ。こういうナルシスト臭全開の文章はちょっと無理だな。自己啓発書の冒頭みたい。
2017/12/27 08:25
真実が2割もあると・・
8割が嘘でも、すべて、真実色に染まりがちだと思うよ。真実、実体験という価値を過大評価しすぎなんじゃないかなぁと思う。
スポンサーリンク
コメントを残す