決定権は医者にあるのか?患者にあるのか?

  • 投稿 : 2018-01-12
都合の良い時だけ(都合の悪い時だけ)、決定権は患者にありますといい
本質的には、「素人でない専門家である医者が決定するのが正しい」という現実があるんじゃないかなぁと思う。

その証拠に、ワクチン打ちませんとかいったら、
・よく考えてください
・冷静に判断してください
とかになって、その答えを出した時点で、間違ってるかのような評価をしてるような。

選択肢があるはずなのに、事実上なく、上記のような発言したらその時点でNG判定してるような・・。
でもって、責任問題が生じるときだけ、最終判断は患者にあるんだからという論理に成り下がってるような。

以下は、「科学的医療に基づいた医療(EBM)」話のようなんだけど、たとえがよろしくないというか、もともと賛同できない人でないと、「良いたとえ」って思わないんじゃないかなぁと思う。

つまり、「たとえ」でさえも、一人よがり感があるってことを、冷静に見れないってことを示してると思うんだけどなぁ。


 「30%」という数字が、「科学的根拠に基づいた医療(EBM)」における4つの要素のうちの一つである「科学的根拠(エビデンス)」になります。そして「30%」という数字から、病気が治る「可能性が高い」と思うか、「可能性が低い」と思うかは人によって異なると思います。


 残念ながら、「効果が100%」の治療法は、医学がいくら進歩したとしても現実的には存在しません。医療には不確実性が伴い、治療をおこなって治る人もいれば、治らない人もいます。ですから「こうしたらよい」「こうすべき」というような「正解」が、どこかにあるわけではありません。


 厳しい言い方になるかもしれませんが、医療は病気を治す可能性のある治療法を提示することはできますが、その治療をするか、しないかの意思決定は患者自身が責任をもって行わなければなりません。誰かが代わりに意思決定をしてくれるわけではありません。自分の人生を他人に委ねてしまってもいいのでしょうか?
雨の確率何%で傘持っていく? 医療での価値観とは:朝日新聞デジタル

雨の確率何%で傘持っていく? 医療での価値観とは:朝日新聞デジタル

「突き放すような言い方かもしれませんが」患者の自己決定とかいいながら、その選択が気に入らなかったらニセ科学信者とか言って叩くんでしょ?

2018/01/12 03:15

雨の確率何%で傘持っていく? 医療での価値観とは:朝日新聞デジタル

"他人が自分とは異なった行動をとった場合、それに対して正誤を決めつけてしまうような傾向"むしろそれを決めつけたがる人がネット上でEBMを声高に叫んでる気が.「EBMに従わないお前の決定は間違っている!」みたいな

2018/01/11 19:18

雨の確率何%で傘持っていく? 医療での価値観とは:朝日新聞デジタル

うーん。比喩がいまいち。傘持って行かなくて被る被害は雨に濡れるだけ。RCTに根拠求めるような医療は致命傷になることが多く、患者はリスクの判断が適切にできないだろう。

2018/01/11 18:00

僕も、たとえが良くないと思うんだけど・・。医者を無条件に免責されるかのような書き方なので、比喩がいまいちになるんじゃないの?

あと、降水確率だって、梅雨時期とそうでない時期では意味合いが違うような。同じ降水確率でも、時期によっても正確性がちがうような・・。

 3日目以降の降水の有無の予報について「予報が適中しやすい」ことと「予報が変わりにくい」ことを表す情報で、A、B、Cの3段階で表します。
信頼度情報の利用例については、 こちら(PDF形式)をご覧ください。
気象庁|週間天気予報の解説

たとえば、同じ降水確率20%でも、信頼度情報が、BとCとでは違うわけで・・。

雨の確率何%で傘持っていく? 医療での価値観とは:朝日新聞デジタル

とても良い記事なんだけど、実際に外来やるとこれをきっちりやるには時間がかかりすぎる。決められなくて延々と時間のかかる患者さんたちと、何を言っても必要のない治療を求める患者さんたちがいるんだよなあ。

2018/01/11 13:58

必要のない治療を受けることが出来ないのは、国民皆保険制度で保険を使うからであって、体に害がない?かぎりは自由診療ならたぶんできるよね。その辺、話を混ぜたらおかしくなるんじゃ?

雨の確率何%で傘持っていく? 医療での価値観とは:朝日新聞デジタル

医者は信頼されていないことを科学を理解させてなんとかしようとすること自体、さらに不信につながるんだから、人間を勉強した方がいいんじゃね?w

2018/01/11 12:41

いろいろ

ガイドラインの中には、科学的根拠、Evidence-Based Medicine(科学的根拠に基づく医療;EBM)の手法と意識して表題に記載しているものがある。ガイドラインは必ずしも科学的根拠に基づいたものばかりではないが、EBMの考え方が広まり、その手法に基づいて策定されるのが望ましいとされている。


5.ガイドラインについての注意
1)強制ではない
「例外のない規則はない」といわれるが、ガイドラインの推奨は「規則」ですらなく、比較的緩やかな推奨であるといえる。したがって、ガイドラインとは診療を縛るものではない。ガイドラインは、現場において医療者と患者が参考にしながら診療方針を考えていくもの、いわば診療の「出発点」であって「到達点」ではないことに注意が必要である。そもそも言葉の定義として、「ガイドライン」とは対象となる患者の60~95%に当てはまることがらを示すものであるという意見もある5,7。


2)推奨は時代とともに変化する
医療は進歩するものである。そのため、ガイドラインに記された標準や推奨も時がたつにつれて変化する。ある研究によると、ガイドラインの約半数が6年弱で時代遅れになるといわれている
ガイドラインとは:[国立がん研究センター がん情報サービス 医療関係者の方へ]


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