世の中には、なぜか自分で考えろを使ってしまう人が多い。
作業手順を教えるのでもあえて簡略化して教えたり、
結果が間違っていた場合もどこが悪かったのかをすぐに教えず、考えてみろと放置してしまうパターンが横行している。
中には自分で考えて正しい答えを出せるやつもいるが、それは指導方法が良かったのではなく、もともと優秀なだけだ。
教育が効果を上げてはいない。
自分で考えろは新人に使ってはいけないと思う
新人に対して「自分で考えろ」という先輩(上司)は
1.指導の仕方が下手(習うより、慣れろ路線の人)
2.新人を管理する手法として使っている(パワハラ紛い)
3.単に教えるのが面倒
4.パワハラ(もどき)
とかじゃないかなぁと思う。
まず、優秀な新人には「自分で考えろ」なんて言わないんですよね。
どういう新人に対して言ってるか?を考えたら、答えが出るんじゃないかなぁと思う。
あと、面倒見がいい人や指導がうまい人は、「自分で考えて」とか言わない傾向にあると思う。
新人の浅知恵よりも、先人の古臭い知恵のほうが良いことのほうが多い
会社員なら、周りと比べて優秀すぎるとかそういう可能性はかなり低いから。同レベルの人たちが同じ会社にいると考えたほうが、妥当でしょう。
その条件では、やっぱり先人の知恵のほうがマトモなことが多いのではないかなぁと思うけどね。
そうだとしたら、自分で考えるよりも、先人の知恵に頼ったほうが賢くて、かつ教えてもらえないのなら、周りを見て盗むほうが効率的なのがわかるでしょう。
「自分で考える」=(悪い意味で)意識の高い新人
1.苦労する割には結果を出せない2.周りから反感を買う
3.2、3年で会社を辞める
頑張りが裏目にでる場合もあるので、要注意ってことで・・。
なんかそういう感じの「プロブロガー?」を見かけるので、そういう人のサラリーマンのここはダメみたいな話と、その人の現状やってることをみたら、なんとなくわかるんじゃないかなぁと思う。
「自分で考える」フリも必要
人間心理は微妙なので、そういうのは必要かとおもうけどね。似たような話には、「メモを取る」とかいうのがあるんだけど、個人的には無駄だと思うんだけど、メモ取るふりしないと人間関係厳しいよね。特に、新人のあいだは・・。
結局、メモしても解決できないわけだけど、でもメモを取ってないからダメなんだって決めつけられてる限りは、メモ取るふりしないと反抗的でいうこといかない人っていうことになるだけなので・・。
やってみないのに、なぜわかるみたいな論理の時も同じ。
やる前から予想できるのに、実際にやって失敗して見せないと問題を認識して考えてもらえないとかそういうのもありがちですよね。
そういうのって、地道に人間関係を作って信用を獲得している状態だと、逆にやってもないのにあれこれ言うだけで、話は聞いてもらえるようになったりする。
新人の時っていろいろ人間関係的に不利で、かつ、仕事を覚えるとかいう以前に人間関係の構築も同時にしていかないといけないという話かなぁと思う。
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