はっきり、無理ですという人たちの特徴
ストーカーまがいの人に、はっきり「嫌いです」といわないと迷惑だということが伝わらないのと同じく、
「無理です、ダメです、できません」といわないと
ごり押しされそうなことが多いからというのが実情だろうかと思う。
そして、自身の立場や能力があれば、「無理です、ダメです、できません」とはっきり言える人が多いわけです。
(使えないと言われている)年輩の人にもそういう人が多いのは、人間関係における立場が強いからです。
でもって、その行為が迷惑だということで、
「無理です、ダメです、できません」がダメだという自己啓発的な話を作り出すわけです。
しかしですね、「無理です、ダメです、できません」といわせない手法というのもあるわけで、その努力をしないで、相手にそれを求めるのはご都合主義なんですな。
オマケに、人間関係が出来ていない(信頼関係がない)とか指示を出す側の人間の立場のほうが実質弱いとかいう場合は特にそうだと思います。
ポジティブ、ネガティブという自己啓発的概念を利用する
「ムリです」「できません」「ダメです」「困ります」「結構です」
といったような断るための言い方は、ネガティブな言葉といえる。断る時に気が重く感じたり、人から断られた時に気分が落ち込んだりするのは、これらのネガティブな言葉が使われるから、というのが大きな理由の1つになる。なので、断る時もポジティブな言葉を使えば、お互い不愉快な思いをしなくて済むということだ。
嫌われやすい人に共通する“言葉の使い方”2パターン | ガジェット通信
はっきり言わないと、便利屋さんになりかねないよ という部分を忘れてはなりません。
この件は、たぶん、ポジティブとか関係ないとおもうけどなぁ。
無理難題をいってきたり
ごり押ししてくる人に、
好かれるためには、相手の要求をのむ以外に選択肢はないんですね。
だいたい、そういう人は、人を見てきて
弱そうな人に、そういう事を言ってくる傾向にあります。
でもって、断ると、
「友達なくすよ」とかそういう義理人情系の言葉で従わせようとするわけです。
ネガティブなことを言うなも似たような話でしょう。
ビジネスだから、仕事だからというのも似たような話でしょう。
しかしですな、実際、はっきり言うけど、好かれている人はいます。
たぶん、言葉遣いでなくて、日頃の人間関係である可能性のほうが高いと思います。
つまり、10回に1度ぐらいは引き受けるとかそういう態度が大事なんじゃないのかって話ですね。
結局は、依頼をある程度引き受けるかどうかってところが重要なのでは?
論理は正しいのだけど・・・
この話は、「何が何でもやれ」「どんな無理難題でも聞くべし」ということではなく、「与えられた制約条件にとらわれすぎてはいないか?」という、顧客からの問いかけだったと理解しています。
「こういう風にしたいんだけど」
「無理です」
と即答してしまう時、頭に去来するのは、「だって、3末納期でしょう? 100万円でしょう? 僕がやるんでしょう?」とその時に与えられた条件に縛られて思考してしまっていないか? お客さん側だって「5末であればなんとか」とか「予算追加できますか?」・・あるいは、「こういうことを御社側でしていただけたら、実現するかも」とか、そういう代替案というか、「答えを見つけ出そうと共に考えてくれる姿勢」を求めているのだろう、と。
ただただ無条件に「無理難題」を聞くことで心身を壊してしまうというのはあってはならないことだと思います。
「無理です、ダメです、できません」+「仕様です」で済ませないように・・・(追記あり):田中淳子の”大人の学び”支援隊!:ITmedia オルタナティブ・ブログ
営業の素質がない人には、その手の交渉が難しいことと
実際には、そういう検討の余地がほとんどない場合がお客さんの口調からはっきり分かっているという場合のほうが多いと思います。
これは立場による違いであって、
仕事を取ってきた営業さんの立場だと、こういう「無理です」という技術者は迷惑なんだけど
技術者を管理している側の管理者(上司)からすると、予算オーバーすることは無理です、仕様ですとはっきり明確に断る技術者のほうが好まれる。
つまりですね、立場と利害関係の違いによって、「良い(ポジティブ)」「悪い(ネガティブ)」が決定されるということだと思います。
交渉は、自らが行うべきだというルールを忘れている
<何が無理(問題)なのか?を伝える>
スキル的なものが問題なのか?
スケジュールの問題なのか?
予算の問題なのか?、
<どこまでなら可能なのかを伝える>
このスケジュールならこの範囲まで可能である
現在の情報やスキル等ではここまでの品質なら可能である
など、依頼された仕事に対して、何か問題があるか? あるとすれば何が問題であるか? 現在ではどこまで可能なのか?
仕事の依頼に対して即座に「無理です!」「出来ません!」と答える人。 - 空飛ぶ畳
これを実践することは、僕も悪くないとは思います。
ただし、「無理です、ダメです、できません」という人に強制できるような論理ではないような気がします。
つまりですね、「無理です、ダメです、できません」といわれたときに、
逆に、聞き出す(フォローする)という姿勢が必要なのだと思います。
だって、引用のような感じで、
その場のその状況で、予想できる問題点というのはすぐに思いつくんだから、きけば判明します。
仕事で、「予算、納期、能力」というのは、どれにおいても付きまとう問題であって、自己申告しないからといって、聞き出せない要素ではないです。
営業マンが、お客に「無理です、契約しません」時に・・
ネガティブなことを言うなとか契約しないという理由を明確にすべきだとか
そんなことを言えるような立場ではないのが分かるでしょう。
しかし、これが上司と部下だとか、(契約後の)お客と技術者とかだと、そうは思えないのは、
ある意味、ご都合主義者なんですな。
それこそ仕事なんだから、相手のモラルや善意に依存するべきじゃないんです。
ビジネスは、方法よりも結果の部分が大きい
ブラックなことをしていても、経営者は結果を第一に評価されます。いくら良いことをしていても、結果の出せない経営者はダメなわけです。
「ありがとうございます。私にはもったいないお話ですが、他にもっとふさわしい方がいるのではないかと思います」
嫌われやすい人に共通する“言葉の使い方”2パターン | ガジェット通信
この路線だと、あと、4度ぐらい同じ調子でことわらないとダメだと思います。
引き受ける気がないという強い意志を、単に4回にわけるだけですね。
結局、引き受けてくれないと困る状況下で
でも誰もやりたくない場合において、
断る場合には、 好かれることもないだろう。
結局、引き受けないひとを、言葉が柔らかいからといって、人はそんなに簡単に許容できるわけは全然ない。
「無理です、ダメです、できません」という人間には、あいつは人間としておかしい奴だといってストレス発散できても、
マトモな方法で巧妙に断られた場合は、ぶつける先がないストレスがたまるだけのような気がする。
つまり、途中の経由が違っても結果が同じだと、ダメな場合がおおいということだと思う。
「ご都合主義者」というのは、言いすぎなのでは?
・10年後になれば、技術的にできるかもしれませんが、今の技術ではそれは出来ません。・倍の予算をだせば、実現できますが、そうでない限りは出来ません。
たとえばこういう条件をだして、出来ない理由を明確にして、断っても
今ある技術でなんとか実現しようとしないのか?とか
予算内で何とかする工夫をしないのか?とか
そういうことを要求してくる場合も多々あると思うんですな。
・この人数では、この納期は絶対に無理です
・残業しないで、納期を守ることは無理です
こういう感じの話でもいいですけどね。
ここでも要求されるのは、
この人数でいかに納期をまもるのが、マネージメントの仕事だとか
残業の前に、仕事の効率化をしてからいえだとか
そういう論理にする変えることも可能です。
明確に、無理難題なのかどうかなんて、判断する基準なんてないんですね。
それを利用して、決して無理難題をいっていないと言い切ることが可能なんです。
まあ、結論・結果ありきのところに、
都合のよいそれらしい論理をもってきて、自己の主張を押し通そうとする感じを
ご都合主義だと言っているわけです。
下請けに、無理難題を押し付けてるのと似たようなもの
で、元請は、決して無理難題を言っているつもりはないだとか、まだ企業努力が足りないんじゃないだとか
そういう感じの話と似てる気はする。
下請けいじめ?かどうかの判断も難しいという面はある。
明らかにダメというのはあっても、グレーなところは幅広くある。
明らかにダメという部分以外なら、無理難題ではないのか?といえば、そうはいえないと思う。
というのは、なぜ元請側の企業努力で、なんとかしてくれないのか?という部分があるからですな。
要求されるのは、下請けの企業努力。
・・・・・
好きな子がいる。年下の男の子。
この前一緒にお酒飲んでて、私の家が少し遠いので一緒に歩いて送ってくれることになった。
その時に勇気出して手をつないでみたんだけど、相手も嫌がってない?感じだったので、
着くまでずーーーっとくっついて歩いてた。30分くらい。ほぼ会話なしで。
家の前に着いて、また勇気出して家に誘ってみたんだけど、無理です、と。
キスくらいいいよね?って言っても無理です、と。
じゃあ軽くでいいから抱きしめて?無理です。
好きな子がいる。年下の男の子。 ほとんど喋らなくて気の利いた事も言えな..
無理ですとはっきり言っても、相手に伝わらない事例・・・。
手をつなぐことも拒否しなければいけなかった模様。
つまりですな、手をつなぐぐらいなら友達同士でも普通にありえるからとかで、許容する態度はダメだということもあるのだということなのだろう。
仕事でも、手をつなぐ行為でも、本当の目的はそれ以上のところにあるのが明白な場合は、
「無理です、ダメです、できません」と絶対拒絶をしたがる人もいるのも無理ないと考えることもできる。
そもそも、手をつなぐ行為が最終目的でない場合において、
つまり、目先の要求ができる・できないという問題でなくて、
相手の本当の目的を拒否するという意味合いもある。
立場による利害関係を考えないと・・・
まあ、残業をしたくないという理由で仕事を断るのは、サラリーマン個人としてはありな価値観だとおもうけど、そういう人が迷惑だと思う人たちは、都合のよい論理(大義)をもってきて、非難するだけの話。
・仕事をなめてる
・お客さんのことも考えろ
とかいろいろ論理は作れるとは思う。
また、一方では、周りからすると仕事を引き受けるのはよいことだけど、
残業されるのが迷惑だという人たちからは、
仕事の効率化をして、残業をなるべく減らすようにという都合のよい論理を持ってくる。
優秀な人ほど、自分の仕事量の管理は自分ですべきなんですね。
・余力があっても余力分すべて引き受けない
・仕事を早くこなせても、常識の範囲で許される範囲で、進捗はそれよりも遅めに報告する
などをして、多くの仕事を引き受けないために調整するわけです。
多くの優秀な人はそうしてると思います。
自分自身の仕事量は自分でマネージメントしたほうが良い | ただの通りすがり
結局、自分の仕事のマネージメントは、上司に任せていたら泣くことも多いので、自分で出来る範囲はしようとする人も多いだろうとは思う。
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