「丁寧だけど遅い」仕事よりも、「荒削りでも速い」ほうが良いネ!という、この孫子の格言。
ビジネスパーソンであれば誰もが、その重要性を痛感しているかと思います(せわしない世の中ですよねぇ……)。携わっている仕事のタイプにもよりますが、着手のタイミングが早いこと、そして遂行のスピード自体も速ければ速いほど、多くの「失敗→起動修正」を積み重ねることができるため、その分、より良いものを作れる可能性が高まるのです。
仕事が丁寧で遅い人に共通する、たった1つの問題点とその対策。 - プロジェクトマネジメントの話とか
仕事が早いけど、雑だという人たちがいます。
しかし、ただし「雑さ」が分かりにくいケースも存在するんですね。
納期や線表とかにせかされて、つい「仕事の早い人」に依存してしまって、結果として品質が確保できずに炎上してしまうというプロジェクトとかも存在します。
大抵は、あまり優秀でないプロマネの場合が多いです。
プロマネだけ不幸になるだけならともかく、たいていの場合はそのプロジェクトにいる「優秀な人」が犠牲になります。
仕事が早い人の一部は、雑な仕事しかできない場合が多々あるんですね。
8割(9割)までは完成させるのが早くて、周りからもすごく優秀にうつったりするけど、残りを完成させることが出来ないんです。
ということで、残りの2割(1割)は別のそれもかなり優秀な人が尻拭いすることになるんですね。
多くの人は分かっていると思うけど、最後の2割(1割)の部分がかなり時間がかかるわけで、はっきり言うと2度手間以上の工数がかかってしまうわけです。オマケに他人がやったところを引き継いでやるわけなので、かなりの労力も必要。
なぜ、8割(9割)しかできていないか?チェックできないかというと、基本はプログラミングの場合は自己申告だからですね。
この手の人は、仕事が早くて優秀なので、周りのチェックも甘くなり、そういう事態が発覚しにくいっていうのもあろうかと思います。また、周りの人が気づいて、プロマネとかに忠告しても、その事実を受け入れない、分からないってことも多々あるわけです。
プロマネが優秀なら、その忠告も意味があるわけですが、それほど優秀でないとその忠告の意味が理解できないんですなぁ。
仕事が早い人で雑な人だけど、問題ない人たちもいるわけです。
その人たちは、どの部分を手を抜いても大丈夫か?その部分を手を抜いてもあとでカバーできるかをよくわかっていて、その部分に関して手を抜くことによって、作業を効率化して仕事の早さを出しているからです。
また、やりたがらないけど、自力で手を抜いたところを自分でやり遂げることができるという点も違います。前者の人は、早いけど、後始末が自分で出来ないんですね。
そういう人たちと、見分けがつくか?といえば、多くの場合、実際に痛い目にあっておかしいと思って疑わないとなかなか分からないので、仕事が早いだけで足を引っ張る人たちがなぜか重宝されるようになったりするわけです。
優秀だけど微妙だなぁという人は、このパターン以外にもいろいろいるので・・・・。
当人たちは、自覚がないし、周りが指摘してもやっかみだと思ってる人も多いようなので、どうすることもできないかとは思う。
出来ることは、関わらない、たよらない、使いどころを間違わないとか、相手に依存せずにできることしかありません。
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