心を折られないことが大事だと思う

  • 投稿 : 2014-11-01

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

心を折られないことが大事だと思う

・知識量が不足している
・言葉たらずや、表現力が無い
・ソーシャル力が無い

いろんな要素で、そんなに言ってることが間違っているわけでもないのに、叩かれたり批判(中傷)されたりというのがネットではありがちだと思う。で、上記のような属性があると、かなり不利だとも思う。

1. 議題設定
2. 根拠の見えない否定
3. 質問の無視
4. レッテル貼り
5. 匿名ダイアリーにおける自発言の引用の強制
6. 伝家の宝刀「論点ずらし」
これで相手方に負けず、エンドレスに闘い続けることができます!
れっつえんじょい不毛な議論!
負けない議論の仕方(勝てるとは言ってない)

テクニックは使い方次第なので、心を折れそうな人はそういうのを心の支えにして対応するのはイイかもしれないと思う。

3.質問の無視 ->スルーすることで対応する。相手していても途中で無視するとかも有効
1. 議題設定 ->議論の仕切り直し。分散してしまったものを、主張したい1点にして論点を戻す手法

信頼関係が何らかの形で形成されないところに、なにか有益なものが生まれるなんてことはないと思うべきなのかもしれません。相手の尊厳を大事にするというのも、信頼関係を形成する1つの方法です。

無碍に、切り捨てたり、スルーできない人は、
信頼関係を構築する気がない人との対話は無駄だとか、そういう努力をしても構築できなかったので切り捨てるとか
まあ、そういう大義?を導入して、ストレス低くスルーできるようになればよいのかなと思う。

勝ち負け関係ない・・・

そういう理想論もあるけど、現実は勝ち負けと結果がもたらす影響というのは多くの場合あるわけで・・・。

時として、勝つことは大した意味はないが、負けることに関しては大きな意味をもつこともあろうかと思う。
だから、勝っても大した意味がないと部分だけで、勝ち負けにこだわるのはおかしいとかいう論理は成り立ちにくいと思う。

論理的な人たちは、対称性が大好きで、物事をそのようにとらえがちだけど、
実際の現実では、非対称性であることのほうが多いわけで・・・。

そういう意味では、勝てなくても負けないというのも、見苦しいというのがあったとしても、有効な選択ではあるかとは思う。

信頼関係の構築は、コスト(手間暇)がかかる

ネゴシエーターとかで、誘拐犯との交渉も、ある一定の信頼関係を構築するのが重要とかそういう話だった気がする。
信頼関係がないところで、交渉(議論)しても、結果が出にくいと僕は理解してるが、まあ実際はどうだか知らない。

以下、警察の人質交渉人のノウハウから改変。


敬意を表す
相手との信頼関係を築く最良の方法は、敬意を表すことだ。見下したり脅したりしてはならない。「おじいちゃん、こうだからね」といった親しげな口調は、ときにはうまくいくことがあっても、一定の確率で相手に不快な印象を与えかねない。丁寧な口調は相手との距離を一定以上に詰められない(これは欠点でもあるが利点でもある)が、一方で無難で確実ではある。


患者さんを○○さんと呼ぶ
患者は、「患者さん」などという「もの」ではなく人間だ。彼らは人間であって、無生物や駆け引きの材料ではない。


あえて「患者さん」という突き放した言い方をすることで、患者さんの家族の患者イメージを変化させるテクニックもあるのだが、まずは無難な方法を選択すべきだ。


約束を守る
嘘をつかない。約束をしたら必ず守る。患者さんと何か約束をして、それを果たすことを繰り返すことで信頼関係を醸成する。まずは研修医が守る自信のある小さな約束(食事内容を変更する、緩下剤の量を調節するなど)を守ることからはじめ、信頼関係を作っていく。


相手の話を聞く
ただ聞く。余計な話をはさんだり、反論したりしない。聞くのにもっとも難しいのは、頭の中の先入観のフィルターを取り去ることだ。相手が医者を信用していない、という話をはじめても、最初は反論せずにただ聞く。言い出してすぐに反論して黙らせても、敵意を強化されるのがオチだ。


会話で大切なのは、相手がこちらにどう写るかを話すことだ。たとえば、「気が滅入っているんですね」と言う代わりに「気が滅入っているように見えるのですが」と話すようにする。疑問形を多用する話しかたは、高圧的な感じが少なくなる。


信頼のゴールは100%ではなく51%である
「信頼」と「不信」との比は、51:49となれば十分である。


相手からの信頼は、100%まで取り付ける必要はない。そんな時間は無い。仲良くなることは悪いことではないが、家族ぐるみのつきあいをしてはならない。医者が患者さんから必要以上に頼られてしまうと、その信頼が壊れたときに信頼が憎悪に変わることがある。


医師は必ず複数の患者の主治医になる。誰かの希望を優先させるとき、別の誰かの要望を裏切らざるをえないときは必ずある。このとき、裏切る対象となる患者は「自分だけは特別」という思いを抱いてしまっているかもしれない。


つまらないプライドを捨てる
攻撃は、常に研修医の自尊心に対して行われる。

「先生のその話は、主治医の意見として考えていいのですね?」
「先生は、私の主治医ではないのですか?」
「私は先生だから、お話しているんですが」
こうした文脈で何かの言質を取られそうになっても乗ってはならない。なんだかしっくりいかないと感じるような態度は、必ず上級医と相談する。



05/03/16追記。
この文章はNYPD No.1ネゴシエーター最強の交渉術という、犯罪交渉の専門の人の回顧録から患者-医師関係の構築に使えそうな部分を集めたものです。


2005-03-15 - medtoolzの日記



議論や話し合いの目的とか、何かを生み出すと幻想とか・・

国会中継をみても
TV討論会をみても
会社の会議をみても
学校の話し合いをみても
「話し合う」とか「議論」とかが、それほど有効なものだと思えないんですね。

特に弱者側に立つときは。

“折れない心”の育て方 ~「レジリエンス」を知っていますか?~

レジリエンス(resilience)は、元々はストレス (stress) とともに物理学の用語であった。 ストレスは「外力による歪み」を意味し、レジリエンスはそれに対して「外力による歪みを跳ね返す力」として使われ始め[1]、精神医学では、ボナノ (Bonanno,G.) が2004年に述べた「極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡状態を維持することができる能力」という定義が用いられることが多い[2]。 1970年代には貧困や親の精神疾患といった不利な生活環境 (adversity) に置かれた児童に焦点を当てていたが、1980年代から2000年にかけて、成人も含めた精神疾患に対する防衛因子、抵抗力を意味する概念として徐々に注目されはじめた[3]。
具体的に解りやすい例がPTSDである。 1995年のアメリカの論文には、アメリカ人の50% - 60%がなんらかの外傷的体験に曝されるが、その全ての人がPTSDになるわけではなく、PTSDになるのはその8% - 20%であるという[4]。 2006年の論文では、深刻な外傷性のストレスに曝された場合、PTSDを発症するのは14%程度と報告されている[5][6]。 では、なる人とならない人の差は何か、というのがこのレジリエンスである。
レジリエンス (心理学) - Wikipedia

心理学者 イローナ・ボニウェル博士
「レジリエンスには、思考の柔軟性が必要な事が分かってきました。
つまり、厳しい状況でもネガティブな面だけではなくポジティブな面を見いだす事ができる人が、逆境を乗り越える事ができるのです。」
“折れない心”の育て方 - NHK クローズアップ現代

●早く諦めた人も物差しになる?

やっぱり諦めると、もうそこで終わってしまうので、やはりやっぱりできなかったっていう気持ちになりやすいんですね。
そうすると、そこでやっぱり駄目なんだという考えになりやすいっていうのはあると思います。
(早く諦めた人が全て当てはまるのか疑問だが?)
そうなんですね、私なんかは多分諦める方だと思うんですけどね。
ただ自己弁護をさせてもらうと、これやったってそう大した事ないやっていうふうに思えば、諦める事もまた1つ意味があるんですね。
自分にとって大切でないっていう判断して、そこで諦める力って、それもやっぱり大事な心の力だと思うんです。
“折れない心”の育て方 - NHK クローズアップ現代

勝ち負けよりも、心を折られないことほうが大事な気がします。
まあ、実際負けても、心を折られなければ問題ないという気がしますが、
まあ、勝ちたい人は論破することよりも、心を折ることを優先する気もします(汗)。

負けを認めるまで、延々と粘着してくるという人も・・・。
スポンサーリンク