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パッケージとオーダーメイドの違い
パッケージに近いシステムだと、最初から結構細かい仕様とかも契約時にわかることが多いと思います。家の場合でも、パッケージに近い家と、フルオーダーの家があるわけです。フルオーダーの場合は、デザイン料をちゃんととられますよ。
パッケージに近い家も、見取り図とかに人件費がかかっていて、何回も話し合って作りこんだ挙句に、契約されないとなると赤字になるわけですが、大手の場合だとそれは許容されてるだけですね。
またパッケージの場合は、既存のものの組み合わせという観点が多いので、過去に設計したものからの寄せ集めで作れるというのもあるので、その辺は黙認してるだけでしょう。
システムの場合も同じで、パッケージものとフルオーダーものとは性質が違い、また値段も数倍は違うことが普通です。
契約する前にはっきりさせたい
社内の業務をいくつかIT化することになった。ACCESSとかでも頑張ればできそうな感じだったんだけれど、システム屋にやらす方向で進めることになった。・画面名一覧
何社かシステム屋呼んで、こっちのやりたいことをいって、概算金額出させてた。この時出てきた金額が350万~2200万。こんな簡単なシステムなのになんでこんなに金がかかるのか・・。なんでこんな差があるのか・・。(この時点でシステム屋業界に対しての不信感が社内に生まれることになった。)結局、一番低い金額で出してきたところが、営業の印象もなかなかよく、そこに決めることになった。
へ?こんなんじゃ、何やってくれるか全然わからないんですけど?っていうか、自分らが事細かく話した内容をシステムに落とし込んだらどうなるのかっていう資料的なものがないから、どんな画面でどんな印刷物がでて、顧客ごとのの入金の流れとか、その他諸々がどんなふうになるのか全く分からない。わかってないのに金額だけだしてきたもんだから、自分もカチッときたし、上司も半ギレで散々時間とって打合せしてやったのに、ふざけてんのかよ、みたいなことをいって、次までに資料作って出してこいってことになって、そうしたらその営業もわかりましたって確かに言ったんだよ。
見積りの根拠出してくれっていったら、金くれって言われたよ
・帳票名一覧(一部、レイアウト付き)
必要な帳票はこれですとか、既存の帳票を見せてこれは最低限出力できるようにとかそういう感じで見積もり段階で逆に資料を出せないとつらいと思います。あと、画面はイメージぐらいなら出してもらえるかと思います。
ほぼ契約することが決まっているのなら、もう少し資料が出てくると思います。
出てくるといしても、上記ぐらいが限界かなと思います。契約するシステムの値段にもよるんですね。
契約時に、最低限実現できないとダメな部分は確認して、契約書かそれに類するもので縛らないと辛いかもしれません。
システムに落とし込むところが設計なので、これを契約前にするというのは、ほぼ無理なんですね。設計でない部分、「こういうものを作ってほしい」という部分は可能なのです。
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同じ話を聞いて、350万から2200万円まで差があるのはおかしいんじゃないの?
アクセスでちょこちょこっと頑張ればできるかな?100万程度?とか思うのは、社内で社員が作ることを想定してるからで、社外に出すと300万かかると思ってもよい。で、少々の不具合があってもその都度修正しながらやっていけばよいという社内製のソフトと違うのも見落としがち。差があるのは、相手の会社の企業規模による人件費の差がまず考えられます。また、システムについてどの程度の信頼性を確保しようと考えてるかにもよります。
たとえば、LANのシステムでもAccessで、ファイル共有ベースのDBで構築することも可能なのですが、それなら300万ぐらいとかで、いやいやDBはオラクル使いますとかなると、値段は300万で抑えるのはつらいかもしれません。
受け入れ検査という観点を持った方がよい
こうでないと、受け入れない、支払わないという路線ですね。お金をいったん支払うと、不具合とかがあっても対応が遅いとかしないとかいうトラブルもあるので・・・。明文化されてないものは、対応してもらえない
そう思ったほうがよい。出来上がっていないものに対して、見積金額が確定することもある
出来上がった曲を買い取るのと、曲を作ってもらうのとでは、観点が違うんだけど、同じものだと勘違いしがち。トラブルになりそうな顧客には、この記事の逆の観点で予防策を貼っておく
そんな顧客とは契約しなければよいなんて、バブルがはじけて以降、どの会社も言えないわけです。大手企業だって言いません。ということで、顧客が納得しなくても、納得せざるを得ない、世間的には納得しない顧客が悪いという状態になるように画策しておくしかありません。
理屈上はそうだけど、多くの場合は泥沼になりがちなんだけどね。
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