ブラック企業より質の悪いホワイト企業に就職したほうが良い理由

  • 投稿 : 2012-10-25
  • 更新 : 2014-07-01

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んで、自分の会社が労働基準に違反するのは厭だから、社員にはサビ残禁止、振休は必ずとれ!を連呼する。
こういう企業が就活情報には優良企業として名を連ねるんだぜ?そこに群がる学生たちは自分が将来他人を踏みつけて生きていくんだって覚悟をもってから応募してほしい。
https://anond.hatelabo.jp/20121025073338

ホワイト企業が、ブラック企業を生み出している要因の1つであることは事実だと思う。それは資本主義、新自由主義経済においては、階層化した搾取システムを構築する方法論が有効だからです。

階層化することで、本来は利益を生まないはずのところからも、利益をだすことが可能です。

それはさておき、
「他人を踏みつけて生きていくこと」を覚悟しないとダメだという点です。

それも事実なんですが、ブラック企業に就職した場合は、その踏みつけ方がもっとひどくなるんですね。ホワイト企業からは、踏みつけられて不満を持ちながら、同時にブラック企業内の同僚か、またはそれよりも下位のブラック企業を踏みつけないとダメなんです。それも、容赦なく・・。

ただ救いは、ホワイト企業が悪いので、仕方がないんだという勝手な免罪符です。

しかし、ホワイト企業に勤める場合は、他人を踏みつけにしないといけないとしても、まだ紳士的で人間性を維持できる程度で押さえられます。なんか、ずるいなと思われる程度なんですよ。妬まれる程度で済むわけです。

実際には、直接踏みつけてる部分しか当人たちは感じられないから、そういう論理で気持ちの整理がつくのです。しかし、大きな視野でみると結局はホワイト企業の方はかなり悪いわけですが、そういうのは気づかないフリするか、気づいてもスルーすれば生きていけます。

同じ覚悟を持つなら、あなたならどちらにしますか?という話ですね。多くの学生は、そんな覚悟もしていないと思いますが、自身の待遇の良いところを選ぶことと、人間らしくいられることがほぼ同じであるので、特に問題とされないのかもしれません。


あと、他人を踏みつけるのも、最初は抵抗があっても周りのみんながそうしてたら、だんだん気にならなくなるもんなんです。いわゆる汚い大人になるわけですな。



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