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彼がセッティングした飲み会に参加した時の話。最初読んだとき何が悪いのかよくわからなかったのですが、そうか、1回か2回は断るのがマナーだということか?ということに気付いた。
学生さんだからお金がないのはわかる。
だからこちらも気を遣って「交通費くらい援助しようか?」と言った。
もちろん、一度向こうに断られてから「いやいやここは」「そんな受け取れないですよ」「いやいやいや……」とやるつもりだった。
そうしたら、「1500円ですね」と、即座に金額を言いのけた。
……正直なんだろうけど。
https://anond.hatelabo.jp/20110818013403
こういうことを書くと、そんなのは形式めいた習慣で無駄だと思う人もいるでしょう。本当に無駄なのでしょうか?
・そういえば日本のマナーでしたね|ラブ比較文化研究所
・異性におごられるとき - あなたはどう思う?- とくっち.com
一度断るのはマナーですが、これも世代によっても状況によっても変わってきます。マナーのカジュアル化が起こってるのかもしれません。
マナーの本来の意味は、人間同士が気持ちよく過ごすためにできた習慣であることを忘れてはいけません。他者を気遣う気持ちが基本であることも忘れてはいけないでしょう。
無神経で鈍感な人間は、マナーを形式的に守ることにより逆に不利益を回避できる可能性があるわけです。逆に、マナーを守っていないのに他人に好印象を与える人たちもいます。そういう人はそもそもマナーに縛られる必要さえないのでマナーに無頓着だったりしますが、誰もそのことを指摘したりはしません。
ここで注意が必要なのは、マナーの必要性を感じない周りに好印象を与える人でマナーは形式めいて必要ないと主張する場合に、その発言を真に受けて実践したらひどい目にあうかもしれないということです。
今回の場合も、ストレートに「1500円かかったのでください」といって許されるキャラの人も当然います。年上から見ても、かわいいと感じる人が多いでしょう。そういう状況下においてマナー知らずの人とはならず、まだ学生だから仕方がないねという印象に変るわけです。
しかし、マナーとは難しいもので、マナー通りに断っても怒られる場合もあるのです。他人行儀だと年上の好意は素直に受けなくてはいけないとかそういうことにも発展したりもします。
はっきりわかることは、若者にとって年上の機嫌を取るのは案外難しいということです。なぜか年寄り(年上)は礼儀正しい若者に好感を持つ傾向にあります。自分自身が無礼な若者だった人であったとしても。
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