「格差は教育費無料でも広がる」理由について

  • 投稿 : 2016-06-06
無料の教育だけでは、足りません。
無料の教育だけの人たちと、有料の教育を受けられる人たちの格差ができます。

義務教育にかかわる全費用がかりに無料になっても、
塾通いできるかどうか?家庭教師をつけれるかどうか?でも、格差ができるのは当たり前の話では?

いやいや、最低限の教育をだれでも平等に受けられるという意味での格差はなくなりますっていうことですとかいう詭弁もあるけど、

最低限ってどれだけ?って話で、仮に大学教育まで無料になったとしても、やっぱり格差はなくならないと思うんですね。

まず、学歴が意味を持つのは、学歴格差があるからですよ。
同じ大卒でも、価値が違うというものがあり、それが格差なんですよね。

いやいや、お金がないために、本来えられる学歴を得られないことを言ってるんですという話なら、
家庭教師つけてまではオプションですかね?って話で、
家庭教師をつければ、かなりの学歴を得られるのに、得られない人たちは?

格差を生み出しているのは、教育ではないのかも

格差を克服手段・武器として、学歴があるだけで、
教育が受けれないことが、直接格差を生み出しているわけではない可能性もあるわけです。

高卒が多かった時代よりも、大卒が多数派になった今のほうが、実は格差が大きく感じるのでは?

ある意味、教育が格差を生み出したともいえるかもしれません。
それは高卒で十分だったものが、大卒でないとダメになったという観点なら。

たぶん、大卒で十分だったものが、次は違うものになる可能性を秘めてるということだと思います。

ミクロ的な問題としての、格差

だれでも、高等教育?を受けれる機会が得られるようになるというのは、一定の効果をしますと思います。

しかし、マクロの視点でみれはどうだかわかりません。

だって、教育よりも、経済政策のほうが格差を生み出すのですから。

低学歴でも、高い給料がもらえる社会システムがあった時は、低学歴だけでは格差につながらなかったこともあるのをみればわかるでしょう。

つまり、低学歴で出ることは、危険であろうとも、人が嫌がろうとも、職人技が必要でも、低賃金に成り下がったってことです。

社会システムとして、低賃金労働者が必要な社会では

だれがババを引くか?っていう話になるので、
高学歴であっても、コミュ力ないからとかそういう理由で、低賃金を押し付けられたりするんですよ。

でもって、だれも低賃金の仕事をやらなくなったら、社会が崩壊するわけですから、何らかの方法で、そうせざるを得ない人たちを作りだすわけです。

「格差は教育費無料でも広がる」のか - 紙屋研究所

再分配と経済成長は両方必要ですよ。

2016/06/06 11:49

そもそも、勉強に向いていない人たちは

教育を受けること、勉強することが、格差から抜け出る武器になり得ないような。

これ、コミュ力に悩んでいる人なら、ある程度はわかると思う。
学歴あって、スペックも悪くないんだけど、就職難しいんですよみたいな。

コミュ力さえあればというのが
学歴さえあればで
本当に、学歴だけで解決できるケースが多いかどうかにもよると思うんですね。

馬鹿な私学の大学しか行けない人を、救済する意味は?

バカでない国公立があるのですが、そこにいけない人を救済する社会的意義は?

貧乏だけど、頭の良い人を救いたいって大義はそこには使えないんですよ。

金持ちだと、馬鹿な私学の大学にいかせられるけど、
貧乏では無理なんですって言う場合は
救済したほうが良いのか?

これでも格差が付きますよ。
馬鹿な私学の大卒と、非大卒という格差が・・。

学力的、能力的にはもしかして変わらないかもしれない。

学費の無料化はわかりやすいけど

義務教育の中で、学力の明らかに低い人たちの救済はどうでもいいんですかね?
卒業出来て、xxx卒ってのがつけば問題ない?!

格差関係なくて

学費が安くなったら、学費が無料になると、いろいろ助かるなって話に賛同しているのに
格差がなくなればいいなに賛同している気になってるだけの人もいるのでは?

実際には、人より豊かな暮らしを望んでいるんですから、それって、格差を望んでいるのと一緒ですよね?

努力した分だけ、報われたらいいなとかいうのは
投資した金だけ、報われたらいいなとかわらないと思うんですね。


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