アニメ「寄生獣」はダメかな?と思ったら、意外といい感じだった

  • 投稿 : 2014-10-21
  • 更新 : 2015-11-08
『寄生獣』は、新一が人間と寄生生物との間に立ち様々な事件に対峙することで、文字通り人間として成長してゆく物語であり、そこに時代を超えた普遍性があるからこそ、未だに新装版・映画・アニメと商売になるのであろう。と同時に、漫画『寄生獣』の成立はかなり時代性を帯びている。それは現代日本社会において長期連載という制作形態をとる漫画という芸術の、興味深い点の一つかもしれない。


要するに、1990年代のお話を2010年代に持ってくるのなら、2010年代のリアリティを『寄生獣』の批判精神で捉えるようなストーリー展開を見たいのである。
あと、次回は田宮良子が出てきそうなので楽しみです。
アニメ『寄生獣』の感想(漫画ネタバレ有)

主人公のキャラ(画)が明らかに違うのが気に入らなくて、見るつもりはなかったのですが、Gyaoの無料動画で2話までみたら意外といいかなぁと思いました。
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00592/v12079/

シャーロック・ホームズのパロディ(パスティーシュ)みたいな感じで、世界観が継承されていれば、それなりに問題ないものなんだぁと個人的には思いました。

原作をしっていれば、なお楽しめるし、知らなくても楽しめる感じになっていて、いいんじゃないでしょうか?

寄生獣は女性受けしにくい漫画だなぁとは思ってましたが、こうしてアニメ化されると、キャラとかいろいろ変更すればそうでもないんだなぁとも思いました。女性受けしてるかどうかはしりませんけど・・・。

世界観やストーリ重視の人は、たぶんアニメ『寄生獣』も楽しめると思います。

確かに、時代に合わない絵柄でアニメ放送するのは、原作ファン以外を取り込むにはむりがあろうかとは思う。
ガンダムだって、それらしい世界観が同じなら、観賞に耐えれるんだから、そんなもんじゃないかなと思う。僕はどっちかというと、時代に合ってるほうが好みかも。昔を懐かしむ意味で見るのなら昔の絵柄がいいけど、そうでない場合は、時代にあった絵柄がイイかも。

さんざん漫画で読まれてきた人外のキャラクターに声をあてるなんて、誰がやってもある程度の批判は免れないだろうから、声優や演出の能力をどうこう言うつもりはないが、それでも率直な感想として、ミギーはこんなんじゃない。
アニメ『寄生獣』の感想(漫画ネタバレ有)

ミギーの声は悪くはないけど、よくもない気はする・・・。
今後、ミギーの声が変化するかどうかはちょっと興味があります。
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