「インテリのヤンキー化」と「ヤンキーのインテリ化」

  • 投稿 : 2013-12-02
  • 更新 : 2014-06-30

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「このままだと日本はヤンキーだらけの国になってしまうに違いない、私はそう感じています」

と語るのは、書評家・ライターとして活躍する豊崎由美氏だ。豊崎氏は、もう10年ほど前からこの「1億総ヤンキー化」説を唱えているのだという。

「ヤンキーの価値観は『気合主義』と『反知性主義』。つまり、『気合と勢いがあればなんとかなる』『ややこしい理屈をこねるより、大それたことを実行した奴が偉い』という発想です。このような考え方は、日本人なら誰もが多かれ少なかれ不良経験とは無関係に持っているのですが、近年それが顕著に表れるようになっています。

東京では全く売れないのに、地方では爆発的に売れているものがあります。浜崎あゆみ・EXILEなどに代表される歌手やアイドルのヒット曲、数年前にベストセラーになった『ケータイ小説(註・携帯電話で読める小説を書籍化したもの。若い女性に人気を博したが、内容が批判の的にもなった)』などは、東京では誰も興味がないのに、地方ではみんなが買っている。

ご存知でしたか 日本人の9割がヤンキーになる 1億総中流の時代はよかったなぁ  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

──そして安倍政権も……。

ヤンキーは仲間と家族を大事にする。安倍さんの親学への親和性、子育てに対する考え方や家族の絆を大切にするという発想がヤンキー的です。福祉や弱者保護は国民の絆任せにし、政府はおカネをじゃんじゃん刷って経済をもり立てればいいという発想も、ヤンキー的なアゲアゲのノリをうまくとらえている。

みんな絆という言葉に弱いですから。そもそもは拘束や動きを束縛するという意味を持つ絆という言葉が、特に震災を契機にして麗しいもの、なくてはならないものという言葉に変わっていく様は奇妙ですが。
ヤンキー的な気合主義が蔓延している | インタビュー | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト


引用先はどうでもいいというか、個人的には納得できない点も多々あるんだけど・・・。

オタクになろうとするヤンキーと、ヤンキー化する秋葉原-いまさらC84レポート- - 技術教師ブログ」をよんで、もしかして、世の中、ヤンキー化してるのかな?と思って検索したら、上記引用先の記事が見つかった。


生き残るための戦略なんだろうな?とは思う

僕の感覚では、インテリ連中はヤンキー化してる気がするのと、ヤンキー連中はインテリ化して来てるなとおもうんですね。

政党?とか政治家?とかみても、その傾向はあるかと思う。


インテリは限界で、ヤンキーは現実的な解決を示す?!

たとえば、言葉遣いですね。

ここでインテリが、言葉遣いの間違いを指摘しても、現実を解決できないわけです。
ヤンキー?が、言葉はノリですよ、通じるかどうかが最優先されて、間違ってるかどうかはまた別の問題ですと・・

まあ、誤用するような奴はインテリでないとかいえばそれまでだけど、しかし実際問題はインテリ層も結構、誤用してるのは事実だと思う。


■姑息な 70%が誤用?
[補説]近年、「その場だけの間に合わせ」であることから、「ひきょうなさま、正々堂々と取り組まないさま」の意で用いられることがある。
文化庁が発表した平成22年度「国語に関する世論調査」では、「姑息な手段」を、「一時しのぎ」の意味で使う人が15.0パーセント、「ひきょうな」の意味で使う人が70.9パーセントという結果が出ている。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/79491/m0u/%E5%A7%91%E6%81%AF/


■確信犯 50%が誤用?
[補説]「時間を聞きちがえて遅れたと言っているが、あれは―だよね」などのように、犯罪というほど重大な行為でない場合にも用いる。2の意はもともと誤用とされていたが、文化庁が発表した平成14年度「国語に関する世論調査」では、50パーセント以上の人が1ではなく2の意で用いると回答した。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/38874/m0u/

■失笑 60%誤用
[補説]文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味である「こらえ切れず吹き出して笑う」で使う人が27.7パーセント、間違った意味「笑いも出ないくらいあきれる」で使う人が60.4パーセントという逆転した結果が出ている。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/98471/m0u/%E5%A4%B1%E7%AC%91/

■破天荒 65%が誤用
文化庁が発表した平成20年度「国語に関する世論調査」では、「彼の人生は破天荒だった」を、本来の意味である「だれも成し得なかったことをすること」で使う人が16.9パーセント、間違った意味「豪快で大胆な様子」で使う人が64.2パーセントという逆転した結果が出ている。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/178014/m0u/%E7%A0%B4%E5%A4%A9%E8%8D%92/

でも、実際にそう発音する人はとっくの昔に死に絶えていて、今は誰でも「かんぱつをいれず」と言っているということも、いい大人ならみんな知っているところです。

記事を書いた人間のゴミどもも、そのことを知らないわけはないと思うんですけどね。

頭の弱い人が「そうか、『カン、ハツをいれず』が正しいんだ」と思ったとしても、明日から「そこで、カン、ハツをいれずこう言ってやったんだよ」のように言うということはなかなかできません。

そんな風にしゃべると、そもそも通じないですから。
「間髪をいれず」が殺された日 - アスペ日記
・・・・。
なんか、いろいろ難しい?問題?があるみたい。


お互いに、補完すべき概念なんでは?

理想や論理だけでは現実を変えていくのは難しいけど、行動だけでも現実を変えていくのは難しいと思う。

ただ、最近は、「行動」が重要視されすぎだと思う。

「強さ」を求められるが、「やさしさ」は求められない感じ。

ヤンキーの強さとインテリの非人情さの組み合わせとか、そういうのがよいと思われていたりして・・・。

言葉の定義と意味とか適当なので、語呂だけでかいてるけど。

それぞれのいい部分を取り入れればよくなるんだろうけど、
都合のいい部分だけを取り入れてるので、(社会として)ダメな路線に進んでるんじゃないかな?と思う

まあ、「インテリやくざ」みたいな感じの社会になりつつあるんじゃないかな?と思う。
表面はきれいだけど、内情はブラックですとかで・・・。

「インテリやくざ」にしても、
やくざがインテリ化をしてのか?
インテリがやくざ化したのかは、難しいところだと思う。

企業のブラック化も似たようなもんでは?

最近、僕が見るネット界隈では、釣りや煽り記事、そして短絡的な反応が多い気がするけど

確かに、本当は「釣り」とか「創作」なのかもしれないけどさ、
せっかくみんなで盛り上がれるネタなんだから、
真偽はともかく、とりあえず踊ってみようとは思わないの?

そっちのほうが、人生、絶対楽しいと思うんだけどな。
すぐに「釣り」だの「創作」だの言う奴って、人生つまんなくないの?
「ヤンキー化」という言葉は、(僕にとっては)便利な言葉だなと今回思った。

世の中の不快なことや、自身の気に入らないことは、すべて、ヤンキー化してるからだと思えば、そんなものなんか?で流せそうな気がするので・・・。

確かに、テンション高めな感じで、疲れるなと思った。
スポンサーリンク