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国の経営を合理化し、国際競争に勝つために労働基準法そっちのけで労働者を使い捨てるいわゆる「ブラック企業」の精神は、現在景気を回復させはじめた経済政策(アベノミクス)を武器に、さまざまな労働改革を行い、社会保障を引き下げ、生活することすら困難な日本に住むマイノリティを排除しようとする自民党の精神と同じであるように私には思えます。
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https://anond.hatelabo.jp/20130718232548
若者は、受け身ではダメです。
知らず知らずに受け身になっている可能性だってあります。
たとえば、誰の言うことが正しいか?という発想は、受け身なんですね。そうじゃなくて、私はこう考えるが、それだとこの人の考えに近いなという風な感じでないとおかしいわけです。
ブラック企業の問題にしても、利害関係者が都合のいい話を、若者に吹き込むんです。要は自分たちの味方を作りたいだけであって、若者のことなんて考えてないかもしれないんですよ。
反対でも擁護でも、基本路線は同じだと思ったほうがよいです。
そういう人たちは、若者に不安を与えるか、若者に高揚を与えるかして、心を揺さぶって、ある意味考えさせなくさせる傾向にあります。
下を見ていては、世の中は変わらない
選挙に行かない同世代の若者はバカだとかそういう感じの発想では、世の中を変えることができないんですね。下を見て、優越感や安心を感じる人はたいていダメというか、都合よく利用されやすいんです。
社会制度は、力あるものがつくているので、たいていは力あるものが悪いんです。通常は上のほうにいる人たちですね。
しかし、下のほうが理解しやすくてわかりやすいがゆえに、そういう思考に飲まれやすいです。
働かずして、生活保護をもらってるとかそういう感じで・・・。
しかし、「社会という環境(仕組み)」を利用して、利益を上げているところが、少々脱税(行き過ぎた?節税?)しても、何とも思わない人が多いわけなんです。
社会という構図で見れば、どっちも大概ダメです。
たとえば、企業が、社会資本(かそれに類する)の恩恵を受けてることにはあまり気づかず、生活保護のほうばかりに目が行くわけです。
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もしくは・・・
上のものが悪いというのが理解できないのなら、力あるものは影響力があるため、好き放題させたら、困ったことになりますよみたいな感じでもよいかと思います。要は、力ないものをどうこうしても、世の中はあまり変わらないんですね。たとえば、生活保護関係を是正しても、無駄な予算が削減できる程度で、根本的な解決に至らないという感じですね。
会社でも同じですよね。同僚をあれこれするよりも、上司を何とかしたほうが・・・という発想ですよ。
若者は上昇志向を持つべきだといいつつ、一方では下とか外部(海外)のほうに意識を向けさせてるんですね。要は、自分たちの都合のいいことばかり言ってるだけだと思ったほうがよいのです。
正解のない選択は、難しい
選挙の投票は一定の力があるので、あまり意味がなくてもとりあえずは誰かに投票したほうがよいでしょう。正解のない選択、それもどれもある意味間違っている場合は、非常に難しいのは事実です。
それでも選択しないと前には進めないんですね。より自身にとって利益になりそうな、よりマシそうなものを選ぶのがベターでしょう。
もちろん、選択しないで選択権を放棄するというのもありなんですが、あまりベターじゃないんです。
若者への投票へのアピールが積極的なのは、騙しやすいからだと思いますよ。
偉そうに言っている今の大人だって、「成果主義」とか「新自由主義」とかに騙され?た人たちが多数なんですから。
この選択して、給料が上がると信じていたバカな若者だったんですよ。
あと、選挙に1回行った程度(数回でも)で世の中は変わらないというのは、事実です。
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