日本はクレイジーでブラックだという妄想

  • 投稿 : 2013-03-01
  • 更新 : 2014-07-01

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

お客さんの前で、私は朝1時まで仕事をしても終えられず、土日も出てきています。なんて普通恥ずかしくていえないだろ。
いい加減クレイジーな仕事の仕方は自虐ネタで済まないことを認識すべき。

これはクレイジーとか、モーレツ社員とか、ブラックとかではなくて
日本の信用に関わってくる問題だと思うんだけど、そういう認識があまりにも足りないよ。
https://anond.hatelabo.jp/20130302105758
アメリカではもはや、男性(父親)だけでは家計を支えられず、夫婦共働き(ダブルインカム)が当たり前になった。平均年間労働時間が2200時間を超えて、「会社奴隷」と揶揄していた日本人よりも長くなった。アメリカ人は、これまで以上に働くことで“世間なみ”のゆたかさを維持しようと必死になったのだ(1979年と比較すると、標準的なアメリカ人家庭では、年間500時間=12週分も余計に働くようになった)。
今や「会社奴隷」 日本人より米国人の方が平均労働時間長い | ニコニコニュース
・長時間職場にいれば評価される ->日本でもほぼ間違いなく、されない
・専門性を評価されない ->アウトプットのない専門性は評価しようがない

仕事の勲章?のように、「不健康自慢」や「不幸自慢」をしてるのはどうかと思うけど、そうでなくて、アメリカではそうでないとか、なんか根拠のないようなことを言ってる人たちも大概だと思う。

エリートの官僚とかみてもわかるように、定時で帰ってますとか普通ではないと思うけど。アメリカのエリートだって、そうだと思うが・・・。

もちろん一部の人たちは、定時で帰ってるかもしれないけど、単に誰かに仕事を押し付けてるだけか、残業する必要のないタイプの仕事をしてるだけだと思う。

たとえば、実際に物を作らずに、外注してたら、外注管理をしてればよいわけだしね。おまけに、外注の労働時間が伸びるのは、発注先のやり方が悪いことも多いわけだが、力関係があるため、当人たちは気づきにくいだけ。

そんな仕事のやり方では、品質確保できないよとか言いつつ、仕様を固めていないような発注をするからだよという突っ込みができにくいのと同じ。

アメリカでは、在宅勤務も普通で、日本は全然ダメ

通達は、「最適の職場づくりに重要なのは意思疎通と連携だ。そのためには全員が出社し、席を並べて仕事をする必要がある」と説明。フルタイムの在宅勤務者には6月までに出社を義務付けるとしている。社員1万1500人のうち何人が対象になるのかは不明だが、遠隔地から勤務する社員は転居か辞職かの選択を迫られる可能性も考えられる。ヤフーは会社内部の話としてコメントしていない。
CNN.co.jp : 米ヤフー、在宅勤務を禁止に 「意思疎通と連携」重視
在宅勤務の問題点なんて、どこでもそんなに変わらないと思うけど。在宅勤務でも、生産性が高い人も当然いるだろうけど、そうでない人たちも無視できない数いると思うよ。

仕事のやり方のパラダイムシフト

日本はブラックでダメで、アメリカは素晴らしいのに、デスマーチにならないようにするアプローチとかがアメリカから出てくるのは、どういう理屈なのだろうか?たぶん、考えられることは、アメリカでもデスマーチがあるということ。



よろしくないのは、事実だと思う

アメリカでも同じ現象が起ころうが、よろしくないというのは事実だと思う。ただ、資本主義のそれも新自由主義において、そうなるのは必然な気がするが・・・。

悪いのは、もっと根本的な部分かもしれないということ。

要は、向こうが法律ギリギリのことをしてれば、こっちだってしないと損だよという感覚だと思う。競争する限り、デスマーチは起こり得る現象だということ。


ホワイト企業がブラック企業を生み出している

ブラック企業より質の悪いホワイト企業に就職したほうが良い理由

ホワイト企業が、労働時間が比較的少なくても済むのは、単にその矛盾を下請けや外注(ブラック企業)に押し付けてるだけということもある。資本主義(新自由主義)だと、普通に起こりえる現象。

スポンサーリンク

タグ#雑談