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非正規・正規の公平性、解雇規制緩和、最低賃金制廃止といった労働市場制度改革は正攻法である。しかし日本では支持されない。なぜなら、日本人は仕事ではなく身分を欲しているからだ。
http://miyajima.ne.jp/index.php?UID=1354326019
経営者は、雇用を増やしたいのでなくて、人件費を削減したい
雇用を増やすことはできるから、正しいという論調は大嘘なのは誰でも気づいている話だから、支持されないのです。100万円を50人に分けるよりも、100人に分けたほうが一人ずつの取り分は少なくなるが、結果としては多くの人が救われる可能性があります。
しかし、そんなことは現実には起こりません。
100万円の資金がなぜか50万円になり、でもって50万の予算で100人を雇うことを画策する人達が出てくるんです。
最初が一人2万円だったものが一人5千円になるわけです。なぜ1万円にならないかというのは、市場原理が働くからです。市場原理は、弱いものと強いものとの対称性をもって起こりません。
だから最初の2万円を超えることはありえないし、理論上の1万円になることもほぼありえないんです。
だって、労働者が余ってるんだから・・・。
身分でなくて、お金がほしい人が大半
マトモなところの派遣社員と、ブラック企業の正規社員とでは、前者のほうが人気がありますよ。だって、ブラック企業の正規社員って、「正規社員」と名前がついてるだけで、条件は正規社員ではないから。いつでも解雇するし、最低賃金しか支払わなくても平気だし、おまけにサービス残業までさせるありさま。
そもそも、最低賃金っていくらか知ってるか?って話。
7時間x20日x最低賃金の時給
特定(産業別)最低賃金の全国一覧|厚生労働省
実際には、税金以外に厚生年金と健康保険なども天引きされます。
仕事と身分という名のすり替え
仕事がほしいのでなくて、金がほしいんだね君は?守銭奴か?やりがいがほしいのでなくて、金がほしいのかね君は?あさましい!!
給料がさがるだけかもしれない政策にだれが賛成する?
そもそも、給料が今までよりも下がるだけかもしれない政策にだれが賛成できるか?ということですよ。逆に経営者だって同じ。人件費などの経費が掛かるだけかもしれない政策に、賛成するわけないですよ。
経営者が賛成してるということは、人件費が明らかに下がるということです。
これって、労働者派遣法改正された時と同じですよね?
労働者派遣法改正は、改正前にはメリットばかりが言われてましたがその通りになったのでしょうか?
終身雇用されない代わりに、給料は高めとかあればマシですが、多くの場合そんなことはありませんでした。
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