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エンジニアを目指す若者から「英語は必要ですか」と聞かれることがある。
最近の答えはこうだ。
「英語は必要だ。ただし中学生レベル。は必要ない。特にエンジニアには」
エンジニアにTOEICは要らない - UEI/ARC shi3zの日記
TOEICを情報処理技術者試験に置き換えるとわかりやすい
「仕事ができるかどうかの判別には使えない」というだけの話です。1.TOEIC650点という感じだと、英会話がほとんどできなくても点だけ取ることが可能。
情報処理技術者試験だって、よくわかっていないのに、点だけとって合格することが可能。
2.仕事ができることと、関係ないことが多い。
意外と仕事ができる人に、この手のテストで点が取れないことが多い。
3.知識量と仕事ができることは別なことが多い
4.学術的な頭の切れ方と、ビジネスで有効な頭の切れ方とは違うことが多い
意味がないと叫んでも、意味がない
意味がないと叫んで、会社の制度がかわるとかそういうことが起こらない限り多くのサラリーマンにとっては意味がない行為だといえよう。なぜ、会社は導入するの?
1.人事部が自分たちの仕事を確保するため2.一見平等に見える制度で、不公平なことが容易にできるのは会社にとって都合が良い
3.会社の不平不満をそらすため
ちょっと考えるだけでこんなメリットがあります。
会社は、仕事の成果や貢献度で給料を支払っていない
「会社は、仕事の成果や貢献度で給料を支払っていない」という根本的なところがあるので、その部分をどうか考えるかです。実際に不満を言う人の多くは仕事を普通程度にできる程度で決して優秀だとは言えない人がほとんどなんですが、それでも、優秀な部類だと誤解しているわけです。
TOEICや情報処理技術者試験があるおかげで、一部の優秀な人が昇進できずに低賃金で働かされていて、そしてそれほど優秀でない人たちが昇進してそれなりのお金をもらっています。
そもそも日本のエンジニアは給料が高い部類でしょうか?おまけに、エンジニアとして評価されて昇進できるようになっているでしょうか?
プログラマーの資格制度
そう考えると、ある一定の基準として、質やベクトルを明記する必要はあるのかもしれない、と思う。それが労働時間や賃金に反映されるかどうかは分からないが
https://anond.hatelabo.jp/20110816103517
結論
日本のサラリーマンのエンジニアは、TOEICも情報処理技術者試験も必要。本当に必要がないのは、本当に優秀すぎるぐらいの能力を持った人だけ。ほとんどのエンジニアはここには分類されない。
TOEICや情報処理技術者試験を取得するのが楽か、本当に優秀すぎるまで能力を磨くのが楽か、ってはなしです。
嫌味なエントリーを書くのは、誤解して不幸になる人がいるとかわいそうな気がするからです。
ただし、明らかに仕事できない人はTOEICや情報処理技術者試験を取得しても日本のほとんどの企業で評価されません。
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