どこかのブラック企業やベンチャーの社長が、仕事との相性というものもあるのかもしれません。たとえば営業マンとかを想像すればよいでしょう。どう考えても売れないような商品を顧客に売りつけて、営業成績をあげ、おまけに顧客から感謝されるというのが仕事だったりします。この仕事、向かない人にとっては、苦痛以外の何物でもないですし、こんなの詐欺じゃないの?とまで思ったりするものです。
よく口にする言葉が「仕事が楽しい」というものだ。
https://anond.hatelabo.jp/20110815131501
ある人の価値観では、誰かをだまして価値ないものを価値あるかのようにできるだけ高価に売りつけると見えますし、また口だけでその気にさせるいい加減な仕事だともいえます。
もちろん営業にもいろいろ種類がありますのでもっとガチガチでかたい仕事をするようなものもあります。
ブラック企業に勤めてる人の多くは、仕事が楽しくないと思いますね。中には楽しい人もいますし、楽しいと主張する社員が多いブラック企業も存在ます。ベンチャー企業も比率の問題でそんなかんじです。
それなら普通の企業と比率の問題だけで変わらないんじゃないの?というならそうだと思います。
ただ、ブラック企業の社長やベンチャーの社長は口がうまいんです。社員に夢を見させてくれることが多いのです。社員の欲を刺激するのもうまいです。その夢が幻想であるとかその欲は満たされないと気づくまで効果的に働きます。
そういうところでは異様に残業時間が長かったりします。それもサービス残業なんですね。自分に投資とか将来のために自発的にと思ってか、それとも思わされてかはわかりませんが働きます。
そうすると、外部との接触がすくなくなって、社員の人との付き合いが下手をすると家族などよりも長くなるわけです。おまけに楽なことはないですので苦労を分かち合う同志のようになるのです。そのような状況なので、異様に社内結婚や恋愛が多かったりします。そういうわけで、あまり良い状況でないのに、楽しいわけです。
昔でいう、会社人間、仕事人間と似たような人種ができて、会社が楽しいとか仕事が楽しいとかという風になります。プロ意識がないわけでも、いい加減な仕事をしてるわけでもないです。それはブラック企業やベンチャー企業がよい人材に恵まれないとか、人件費削減しすぎているとかそういうのが原因だと思います。
ブラック企業とベンチャー企業は、外部から見れば同じ系統かもしれませんが、ベンチャーは夢と希望がある状態で働かされるのと違って、ブラック企業は苦痛を伴うわけです。
ブラック企業やベンチャー企業の社長は仕事は楽しいと思います。それはサラリーマンと違うからということもあるでしょう。ブラック企業やベンチャー企業の社長の中には、それほど収入がない人もたくさんいます。一流企業の課長になったばかりの年収があるかどうかの人もいます。
また、仕事は恋愛に例えられることもあります。
恋愛が楽しい?ちょっと気持ち悪い思考してるのじゃないの?みたいな感じです。
恋愛でも、軽いものからまじめなもの、ちょっとえぐいものなどいろいろあるわけです。えぐい恋愛をするのは悪いというわけでもないのも事実です。もちろん犯罪になるようなものはダメですが、グレーゾンはあります。みんながみんな清い恋愛ができるわけでもなく、また清い恋愛だけで世の中が成立するかといえばそうでもないでしょう。
「所属しているもの、関連性のあるものに対する」美化
問題なのは、ブラック企業で頑張って働いている人が、自分の会社をブラックと認識していないかもしれない、ということだ。
何故なら、比較対象となる、よりよい環境の就労経験がないためだ。
ブラックだと思ってる側と思ってない側の意識の差は、同じ環境で働く限りでは埋まらないだろう。
ブラック企業の問題は根深い。
2chで我が社をブラック扱いした君へ。
実際には認識していても、自身が所属している場合は、美化作用とかは働くとおもうけどね。
たとえば、「はてブは、ブラック」とか言い出したら、はてブ使っている人たちから、そうじゃないという反論を山のようにうけると思う。
でも、比較の問題なので、まあ、どっちかというと「ブラック」なところも多いような気がするけどね。
はてブが楽しいように、ブラック企業で働くのも意外と楽しいものだよ。
ひどい目にあわないとか、ひどい目にあっているという自覚がなければ・・。
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