リスクが高いほど、感動を呼ぶし、美談にもなるし、プロモーションにも使える

  • 投稿 : 2014-11-09

自己犠牲系や、普通なら断念するのに系は、大人気

美談系でもそういうのは、特に人気が高い気が・・・

美談系は、狂気の人たちが群がっていて、冷静な話し合いは無理な気がする

また、羽生選手もこういうトラブルがやたら絵になるというか、怪我で血を流してる姿さえなんだかお耽美で、見てる方としては余計に盛り上がっちゃうし、それで凄まじい精神力でああいう演技しちゃうんだから、なんとも皮肉である。
彼の「困難」を乗り越えた演技に魅了されて「選手が命かけて頑張ったんだからごちゃごちゃ言うな」って声をあげる人も少なくないだろうけど、そのせいで何度もこういうことが繰り返されるんだろうなぁ。
羽生選手の怪我を、感動として消費するのはどうしても抵抗がある - 田舎で底辺暮らし

ルールで定められていない以上、周りがとやかくいう問題ではないと思う。
選手とコーチがいけると判断して演技し、何事もなかったのであれば、
素晴らしい判断だった。
それ以外の答えがあるんだろうか?
棄権すべきだったという意見は、すべてを侮辱しているように感じる。
【羽生結弦】美化するな!棄権すべきだった!という意見が理解できない【大怪我】 - Tanyの殴り書き

「危険度が高いほど、感動を呼ぶし、美談にもなるし、プロモーションにも使える」というのが、根本にあるとは思う。
多くの人たちが、そういうのが大好きなために、そういう価値観を持つ人たちが増えていくという構造ですね。

そういうのをつぶすために、違う路線の「大義」をぶつけるしかないという感じで、それでも過渡期にはかなりの抵抗をする人たちが出てくるとは思う。

高校野球でも、にたような感じだけど・・・

「肩は消耗品」と言われているが、まだ身体が出来上がっていない高校生であれば尚更。投球過多はその後の野球人生に大きな影響を及ぼす。実際に高野連でも球数制限や延長戦ないし再試合の有り方などが検討されているというが問題も多い。


●桑田氏のコメント
「道具も戦術も技術もすごく進化してきている。指導方法だけが進化していない。時代とともにルールを変えていくというのも非常に大事。

(あえて提言するなら)小手先の改善策よりも改革が必要。僕は球数制限しかないと思ってます。できれば小学生のころから変えていく。どんな調子悪くても“いけるか?”と言われれば“いけます”と答えるのが選手。ルールを設けて皆で守っていくというのが大事。

やらせることばっかりが指導者と思いがちですけど、実は止めることが大事な要素なんですね。日本学生野球憲章が大事だと思う。神棚に上げているんじゃなくて実践していく。
高校野球が抱える問題点「投手の投球数」 桑田真澄氏の見解 - ライブドアニュース

どんな調子悪くても“いけるか?”と言われれば“いけます”と答えるのが選手」というのは、ありがちな話だと思う。

特に、未成年、アマチュアの人はそうなりがちだと思う。

尊厳は傷つけてはダメだけど、よろしくない点は改善していかないと・・・

それを、二元論に無意識かどうか知らないけど落とし込んで、話をややこしくしてるだけのような気がする。


自殺報道と似たようなものでは?

自殺を美化すると、よろしくないように・・・。
でも自殺した人の尊厳まで傷つけてよいというわけではない。

自殺はいけないが、自殺した人の尊厳は傷つけてはいけないという部分で、
矛盾しているんだけど、

社会と個人という矛盾と似たようなもので、
社会としてどうすべきか?という態度のばあいは、そうなるざるをえないと思う。

身も蓋もないはなしだけど・・・

時事ネタで、賛否が分かれる話を、それらしくブログに書くとPVが稼げるっと・・・。
感想(意見)をいうのが「主」なのか、PV(稼ぎ)が「主」なのか?って話で・・・。

適当に、煽っておけばいいだろうって言う感じで・・・。

尊厳を傷つけることを平気で人がいるなんて信じがたいとか
美談で人をコンテンツ化して利用するのはダメだろうとか

それらしい部分だけ大声て言っておけば・・・・。
まあ、問題提起をすることは悪いことではないとは思うけど。

まあ、所詮は無関係なので、無責任なことしか言えないのは僕も同じです。
しかし、無関係の無責任な人々が、この世の中の常識やルールを作っていくわけです。

無関係な人は黙れとか、無責任な人は発言するなというのは、社会というものをよくわかっていない人たちだと思います。
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