大学の入り口としての「人物重視」のAO入試と、出口としてのリクルート(あるいは「絶対内定」)的就活によって、意識高い系は生まれた。
リクルートの就活方式とAO入試が生み出した空気から生まれた「意識高い系」な人たちは、
圧倒的コミュ力やらリーダーシップ経験やら海外経験やらスマートな外見やらを備えており、彼らは就活でも圧倒的実績を残す。
リクルートとAO入試が「意識高い系」を生んだ
(広義の)基礎学力がなさすぎるからです。
積み重ねというものを軽視しすぎるからです。
楽して、最大限の結果を得ようとするからです。
イノベーションに大事なのは、最後は、積み重ねという苦労なのでは?
テレビタレントのような学者は、ソーシャル力とコミュ力であって・・・・。
だから、賛同か共感ができるんじゃないかなぁと思う。
就活でいえば、コネ入社を辞めましょうよという路線なのに、
コネ入社まがいの「ソーシャル力とコミュ力」戦略の若者を採用すれば
似たような結果になるでしょうという話だと思う。
イノベーション?を起こすとしても、
根回しして演出するのはよいことだろうけど、
でも、それだけでは、イノベーションではないでしょう。
ジョブズは、プレゼンが上手かったけど、
でも、それだけでイノベーションを起こせたわけではなくて
積み重ねがあったからでしょう。
ムチャする若者は必要
「小学4年生のふり」は趣味が悪かったが、このような「やらかす」性行と、イノべーションを起こす能力には、正の相関がある。(Steve Jobs氏も若い頃いろいろやらかしていた)。青木氏とTehu氏は、今回のことは反省、謝罪して、前に行って欲しい。日本にはこのような若者が必要。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2014, 11月 22
できれば、本当に頭の良い人が、ムチャ?して起業するとかそういう部分は必要と思う。ムチャする、冒険する若者は、いつの時代にも批判されがちだけど。
ムチャした若者の多くは、成功できないっていうのも、「正の相関」?があったはずだと思う。
「ソーシャル力とコミュ力」に頼りすぎてる限り、偽のものイノべーションしか起こせない気はするけど、
数撃てば当たることもあるだろうという話なのだろうか?
それとも、過去の失敗を積み重ねて、成功した人のように、そういう路線もあるから
「ソーシャル力とコミュ力」だけに依存せずに、頑張れよって話なのかも・・
茂木氏は、「ソーシャル力とコミュ力」の人だと思う。
ムチャする若者は必要
書類や面接で評価する国公私立大のAO(アドミッション・オフィス)入試や推薦入試について、文部科学省は、2020年度から学力を問う試験を義務付ける方針を固めた。
一部の学生に学力不足が指摘されており、一定の学力を求めるのが狙い。
2017年05月10日
国公私大のAO入試、学力試験も…20年度から : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
というか、一定の学力を求めないほうがおかしい。
スポンサーリンク
コメントを残す