正しく理解させることを強制させるような態度って、ダメな気が・・。
これって、大衆は、考えるな、判断するなって路線・・・。
冷静に受け止められる社会状況でなかったとかで納得してはダメだと思うんだけどなぁ。
そんなの通用するのなら、非常時の情報はあてにはならないというのと同じなわけで・・。
東電はダメ ->そうだと思う
政府もダメ ->そうだと思う
マスコミはダメ ->そうだと思う
国民は? ->ダメだと思う
・正しく怖がりましょう = 怖がるな
・認識がまちがってました = 悪意ある誘導をしたわけではない
これについて東京電力はこれまで、「メルトダウンを判断する根拠がなかった」と説明していましたが、事故を検証している新潟県の技術委員会の申し入れを受けて調査した結果、社内のマニュアルには炉心損傷割合が5%を超えていれば炉心溶融と判定すると明記されていたことが分かりました。
実際、事故発生から3日後の3月14日の朝にはセンサーが回復した結果、1号機で燃料損傷の割合が55%、3号機では30%にそれぞれ達していたことが分かっていて、この時点でメルトダウンが起きたと判断できたことになります。
東京電力は事故後にマニュアルを見直し、現在は核燃料の損傷が5%に達する前でもメルトダウンが起きたと判断すれば直ちに公表するとしていますが、事故から5年近くたって新たな問題点が明らかになったことで、当時の広報の在り方が改めて問われそうです。
メルトダウン判断 3日後には可能だった NHKニュース
東電によると、判定基準は、事故対応の方針を定めた10年4月改訂の「原子力災害対策マニュアル」の中に「炉心損傷の割合が5%を超えていれば炉心溶融と判定する」と明記されていた。東電は炉心溶融の公表遅れの理由として「判断する根拠がなかった」と説明してきた。柏崎刈羽原発を抱え、原発事故の検証を続けている新潟県の技術委員会の求めで当時の経緯を調べ直すなかで、今月になって基準の記載に社員が気付いたという。
東電は事故発生から3日後の3月14日午前、格納容器内で測定された放射線量から3号機の炉心損傷割合を30%、1号機も55%と確認。2号機も15日夕に35%と分かった。いずれも5%を超えており、炉心溶融と判定・公表ができたとしている。当時は、この基準があることに気付いていなかったという。2年前にマニュアルを改訂した際も見落としていた。
炉心溶融の判定基準発見 東電、3日後に公表可能だった:朝日新聞デジタル
2011年3月11日に発生した東京電力福島第一原子力発電所の原発事故では、当初、炉心溶融は発生していないと発表されていたが、後に撤回し、5月12日に原子炉1号機で事故発生後まもなく炉心溶融が起こっていたことを認め、5月25日までに2号機、3号機でも炉心溶融が発生した可能性のあることを認めている。
(2011年05月25日更新)
メルトダウンとは - 新語時事用語辞典 Weblio辞書
今回の発表や政府の事故調査・検証委員会の報告書などによりますと、東京電力は福島第一原発の事故発生から3日後の3月14日に核燃料の損傷の割合が1号機で55%、3号機が30%に達していることを把握しました。さらに翌日の15日には損傷の割合について1号機で70%、2号機で30%、3号機で25%と公表しますが、原子炉の核燃料が溶けているのではないかという報道陣の質問に対して「炉心溶融」や「メルトダウン」とは明言せず、「炉心損傷」という表現を使います。
一方、当時の原子力安全・保安院は、事故発生の翌日の12日の午後の記者会見で、「炉心溶融の可能性がある。炉心溶融がほぼ進んでいるのではないだろうか」と発言していました。ところが、その日の夜の会見では担当者が代わり、「炉心が破損しているということはかなり高い確率だと思いますが状況がどういうふうになっているかということは現状では正確にはわからない」と内容が大きく変わります。
メルトダウン判断 3日後には可能だった NHKニュース
原子力災害対策マニュアルなかで、メルトダウンの言葉の定義があるのは、
混乱を避けるためだと僕は予想するけど、
そもそも、メルトダウンが起こらないことを前提に作成されているのだと思う。
で、メルトダウンが起こって、困ったことになりました->情報隠蔽。
実際には、知っていた人多数のような気はするけどなぁ
メルトダウン判断 3日後には可能だった NHKニュース日本国民全員「知ってた」 そして、また事故が起こった時、同じような対応で、結局誰も責任を取らないであろうことも、「知ってる」
2016/02/24 23:24
だからこそ、「メルトダウン」という言葉に意味を持つわけで。
だからこそ、国民もダメなわけで。
メルトダウン判断 3日後には可能だった NHKニュースNHKの解説員も危険性を知らせる発言を繰り返してた人、交代させられてたよね
2016/02/25 06:41
当時の世の中は、そんな感じ。
そのなかでも良心を可能な限り守ろうとした人たちがいたはずですが、まあ、淘汰されていきましたと。
個人でも、危険性をいうようなら、バッシングにあいましたと・・。
・・・
・はてなブックマーク - メルトダウン判断 3日後には可能だった NHKニュース・はてなブックマーク - 炉心溶融の判定基準発見 東電、3日後に公表可能だった:朝日新聞デジタル
これ、科学要因のお話でなくて、政治的なお話なので・・
炉心溶融の判定基準発見 東電、3日後に公表可能だった:朝日新聞デジタル原発って電力事業というより色んな意味で政治的事業なんだなあという感想。
2016/02/24 22:52
メルトダウンじゃないとか
メルトダウンの言葉の定義が違うとか
いろいろいってた科学者?の人もいましたけど、
その真意って、政治的な意図があるような。
真実をはっきりさせる路線じゃなくて
愚民が騒いで、混乱するのを阻止しないととかそういう意図があるのなら。
まあ、真実を正しく理解してもらいたい路線でも、結局は同じになると思う。
だって、正しく理解人たちを認めないんだから。判断を個人にゆだねないんだから。
良心を守らない人に、なにかをゆだねるのは、
利害関係が一致しない限り、危険なような・・・。
利害関係が一致する場合は、結果論として守られるだけで、実際には守られたわけではないと思う。
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