ストレス解消の手段の多くは、依存性が高い

  • 投稿 : 2014-01-07
匿名ダイアリーだからなおさら言えるが、私はアル中からの回復者です。
それで思うのだが、「酒を飲めるのは大人の証だ」とは世間ではよく言うし、未成年者のうちには少なからず飲酒に憧れている者もいます。
ですが、本当は、酒を飲まなくなってからが大人なのだと思うのです。
酒を飲んでストレスから一時逃避するのは、結局は容易です。どうせ人は弱いのですから、なにかしらの逃避手段を求めるものなのでしょう。酒を飲まないとコミュニケーションが取れないという社会気質すらあります(これは異常な社会ですが)。
酒を飲まないのが大人だと思う

依存には種類がある

■精神依存
使用の抑制ができなくなる。使用を中止すると、精神的離脱症状として強い不快感を持ち、該当物質を探すなどの行動がみられる。
■身体依存
使用を中止することで痙攣などの身体的離脱症状(退薬症状、いわゆる禁断症状)が出現することがある。主にアルコール、モルヒネ、バルビツール酸系に見られることが知られている。
依存症 - Wikipedia


「精神依存」と「身体依存」があります。
身体依存というのは、喉が渇いたときに「水」を欲するようなものです。生理現象的欲求的に近いもので、抑えるのがたぶんかなり難しいと思われます。

身体依存の場合はそれのみというケースはほとんどなく、「身体依存」+「精神依存」という感じになることがほとんどのようです。


お酒の場合、「身体依存」が実はかなり強めにあるので、これが不幸を招きがちなんですね。いわゆる「アル中」です。
これ、「身体依存」なので、切れると震えるとかいろいろな症状が出てきたり、不安になるという症状が出てきたりして、なかなか辞めれなくなるんですね。

で、治療法なんてほぼなくて、酒を飲まない様に「精神力」でおさえるというしかありえないんです。

そういう人から見れば、「お酒を飲まなくなってからが大人」というのは、悟り方としてはよくある話で、間違っていないとも思います。

個人差はありますが、お酒はなぜ法律で禁止されないのか?と思われるほど、身体依存性が高めだということは覚えておいたほうがよいかと思います。

悲しみを忘れるための酒は良くないといわれるのもそういうところから出てるかと思います。しかし、楽しみのために飲んでいる酒でも、アル中(アルコール依存症)にはなります。「うまいから飲む」というのでも、依存症になる可能性があります。

タバコが上手いから吸うだとニコチン依存症にならない?ではないですよね?
だから、ニコチンがアルコールに代わってるだけ。アルコールを摂取するかぎり、なり得るもの。

あと、依存症と酒に強い・弱いは直接関係がなかったはず。

タバコとか

タバコとかで、ニコチンがきれると、精神的に不安定になるというのは、これは「身体依存」の症状です。
ニコチンを摂取すると、落ち着くというのも、すでに「身体依存」なっている可能性があります。

精神的にそわそわするというのが、ニコチンがきれてるのか、そうでないかなんて、なかなか自身で判別なんてできないですし、そわそわする程度だと、その状態さえも意識できてない可能性があります。

「身体依存」というのは、精神力で抑えるのにはかなり難しい部分があります。


ストレス解消の手段の多くは、依存性が高い

・ゲーム
・ギャンブル
・買い物

この場合は、「精神依存」なんですが、これも実は個人差があって、
刺激に弱い?人たちがいるというわけなんです。

要は、世の中には、頭のいい人がいるのと同じだと思ってください。
頑張りもせずに、頭がいいので、苦労が少なくて済むという状況は理解できるでしょう?

その逆で、依存症的な刺激に弱い人は、容易にはまりやすいく、抜けにくい、コントロールできなくなりやすいわけです。

別にそういう人たちを擁護したいというわけではなくて、「私はそうではない」と思って無警戒にならないほうがよいですよ程度の話です。

よくあるじゃないですか、俺は馬鹿じゃない、騙されないとかで、実際には騙されるというパターンとか・・・。

だれだって、自ら不幸になりたい道を選びたくないだろうし、あえて選ぶ人は少数であることを考えればわかるでしょう。

最後に

言いたいことが特にあるわけではないけど、
なんでも、ほどほどにしたほうが良いことのほうが多いかなと思います。

ワーカーホリック(仕事中毒)なんかも、危険なこともあります。

燃え尽き症候群になるとか、うつ状態になるとか・・・・。

まあ、無茶しすぎたら、身体が壊れるのは理解できても、精神が壊れるのは理解され難いんだと思うんだけど・・・。

心の強さって言ったって、個人差があるとはいえ、限界がありますよ。

心が強いけど、身体がついてこないというのもあります。ストレスを感じて心を病みかけているんだけど、力づくで抑えて何とかしているというパターンですね。精神力は強いけど、身体はそれについていけないので、脳内物質やホルモンバランスなどが崩れて、最終的に、心?の病系にいたるということも。

時間外労働が80時間以上が3か月続いたら用心したほうが良い
残業しすぎなんていうのも、かなり実は危険だということも、統計的には分かっているはずです。


大人とはなにか?

聞く耳もつことでは?と思う。

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