「早稲田大学のサイトリニューアル」を実際に見てみた

 今回のリニューアルではIE10以降を対象外としていて、
 普通に使っているIE7や8では見ることができません、

 これはアクセシビリティ上かなり問題だと思います、
早稲田大学のサイトリニューアルがなぜこんなにひどいのか。 - 隣り合わせの灰と青春


微妙な日本語で、微妙なことを書いてるなぁと思って、IEで見てみました。


IE9、IE8、IE7だと上記のようなものが表示されて見れません。
Windows VistaのIEの最新はIE9じゃなかったけ?ヤバいんじゃないの?と思って、
「Vistaで早稲田大学のWEBページが見れなくなった件」とかかこうと息巻いていたら、

あれ、「X」があるけど、何だろうとクリックすると、IE9でもサイトが見れるようになるんですね・・・。

個人的にはちょっと分かりにくいUIな気がするけど、積極的に古いブラウザに対応しないという路線においては、良い戦略かなぁとは思います。

・一応は見ることが出来る
・電話でクレームがきたら、「X」をクリックしてくださいと言える
・対応していないと明示されてから、見るので、レイアウトが崩れてる程度では文句を言われない

というメリットがあると思います。

IE7、IE8なんて、捨ててしまえよとは、なかなか言えない

それも、金を落としてくれるかもしれないというお客だとするのなら、なおさらでしょう。
ネットでもいろいろ言われてますが、情弱ほどお客として金を落とすという法則があるとしたら、なおさら、捨ててしまうというのは難しいのが分かるでしょう。

エンジニアやデザイナーは、平気で捨ててしまえみたいな人が多いけど、現実はそんなに簡単に捨てれるものじゃないと思います。

エンジニアやデザイナーが捨ててしまえというのは、手間暇がかかって面倒で制限がかかるから、嫌なだけという話があるかと思います。たぶん、金もらってもあまりやりたくない作業なのではないでしょうか?

※大学の場合は、捨てても大丈夫だとおもう。

ユーザビリティ、アクセシビリティを声大きく言う人も、ちょっとなぁとは思う

バランスとか、流行とか、コンセプトとか無視して、平気で言う人が多いので。

でそういう人の言うとおりにしていたら、古臭い、多くの人が使っているデザインのサイトになってしまって、何の為にリニューアルするのか分からなくなるというパターンも多い気がします。

リニューアルするのは、使いやすくするというよりも、
流行だったり、目新しさだったりするというのをよく理解してないか、理解するつもりがないんだと思います。

必然性のある美しさ

佐藤 ジョブズほど、デザインを世の中に知らしめた人はいませんからね。スティーブ・ジョブズの一番の功績は「デザインをデザインしたこと」。一般の人たちに「デザインってこういうことだ」って広めたことです。デザインに興味がない人も、iPhoneがデザインされていることは一目でわかるじゃないですか。製品の外観やOS、内部の基盤や、広告や経営だってデザインしまくった。デザイナーのためのデザインからデザインを解放して、大衆化させた功績を一番尊敬しています。 -p61
Appleは何をデザインしたのか|カーサ・ブルータス3月号を読んだ。 : SQUARE_TACKLE


 ロゴにマウスオーバーするとロゴが回転したり、
 クリックするとスクロールするなどの細かいアニメーションが取り入られていますが、
 そもそもそんなの必要なのか、機能優先でデザインされてないでしょうか。
早稲田大学のサイトリニューアルがなぜこんなにひどいのか。 - 隣り合わせの灰と青春


今も言う人がいるけど、必然性がないことで、否定する人たちがいるわけです。
でも、その必然性というのは、価値観で変わるものなので、本当に必然性があるかどうかとは別物だと僕は思います。

Appleは、必然性のあるデザイン?を作ってるわけで無くて、「必然性」をつくりだすのが上手いだけだと思います。
絶対にそれは必要だと思わせるのがうまいって話だと思う。、

流行で、価値観は変わるもの

4.現在地がわかりにくい
 早稲田大学自体のコンテンツ量が多いため、
 かなり多階層になっています、

 左の固定メニューでコントロールするようになっているのですが、
 ユーザーが目的のコンテンツにたどり着くのが難しい印象があります
(これはユーザーテストしてみないとわかりませんけどね)
早稲田大学のサイトリニューアルがなぜこんなにひどいのか。 - 隣り合わせの灰と青春


そもそも現在地が分かる必要があるのでしょうか?っていう話もあります。
分かるより、分かったほうがよいというのと、分からないとダメというのは違うとも思う。

今回、学んだコト

切り捨て方の方法論を巧妙にしないと、切り捨てる効果がなくなるということ

・IE9、IE8、IE7は対応しませんと明言しても、全然表示されないのはまずい
・表示される限り、サポート外でも何らかのクレームが来たりする
・表示させる限り、疎通でもテストしないといけないのでコストがかかる

切り捨てるという方向をとる限りは、
1.お金のコストが下がらないと意味がない
2.作業のコストが下がらないと意味がない
3.新しいもの(技術・仕様)が使えないと意味がない
という部分があるので、それをみたしつつ

現状とうまく融合する案をださないとダメなんだろうなぁと思います。

ユーザビリティ、アクセシビリティで、嫌な思いで・・・

8割ぐらい完成しかけの時に、

音声対応しないとダメだとか、
音声対応が現状ではスタンダードとか
言いだした、コンサル?専門家?がいて

怪しげな雲行きになってしまった・・・。

もちろん、そんな対応しませんでしたけど、正論で否定できる人がいなかったらヤバかったかも。

※当方、専門家でないのでたんなる感想文です。ごめんなさい。

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『「早稲田大学のサイトリニューアル」を実際に見てみた』へのコメント

  1. 名前:もぐ : 投稿日:2014/11/18 12:54

    アクセシビリティに対して「正論で否定できる」中身が気になりました。
    見える立場では所詮そんなものだろうけど、業務上で膨大なコンテンツの多階層に迷ったりした方は、身近に一人もおられないのでしょうね。

  2. 名前:管理人 : 投稿日:2014/11/18 15:17

    専門家でないのであえて書かなかったんですが、
    スマホやタブレットに最適化しようという路線なので
    PCで評価しても意味ないのではないか?とは思います。

    膨大なコンテンツに関しては、
    ・必要な情報を見つけ出せる
    ・現在地がわかる(ナビゲーションが優れてる)
    の2路線があろうかと思います。

  3. 名前:もぐ : 投稿日:2014/11/18 17:02

    管理人さま、忙しいところお返事ありがとうございました。

    ユーザビリティもアクセシビリティも、ナビと検索性の
    向上とが徐々に改善されていけばという件、見回しても定量的なレポートって
    あまりやってないですね。専門家がデータを持っている以上のところができて
    いないのかもしれないですね。あとは、ものなりサービスの説明の文章が
    優れているかでも、アクセス数は変わってくるかと思います。

    身辺で見ている限りでは、PCで使う人、スマホやタブレットで使う人、
    どっちもいるのですが。ほんとは、実際のユーザさんといっしょにやれれば
    いいのだろうけどね。コンサルタントさんが言うだけでは実感はわかない
    でしょうね。企業にしても大学にしても就職や進学の際に事前に該当する
    部署にたどり着けなくて、電話をして目的を果たした、という件も見聞き
    していたもので。

    あなたさまのエントリのおかげで、さまざま気づきをいただき、ありがとうございました。改めて御礼申し上げます。今後の参考にさせていただきたいと思います。

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