なんちゃらメディアに、画像をパクられないために出来そうなこと

  • 投稿 : 2015-05-02
  • 更新 : 2015-08-31
大ショック!!画像が勝手にまとめサイトに盗用!?|夜の猫と蓮の花

削除申請を受けたサイトからの引用を、システム上でできないように対応している。
バイラル・キュレーションメディアの勝手な無断転載はどうして止まらないのか? - 週アスPLUS

ちょっと記事にしようと調べたのですが、GWでそんな気が起こらないので、出来たところまでで公開しておきます。気が向いたら追記します。

1.Googleの画像検索を使っている可能性があるので、ここに載らないようにすればよいのではないか?

2.画像引用自体を、なんちゃらメディアの編集画面でサポートしているようなので、この編集画面からアクセスできないようにすればよいのではないか?

3.ブログの下の方にも、画像を利用した場合は、利用料がかかりますと明記しておくのがよいのではないか?

4.画像に、サイト名などを入れておく方法

1.Googleの画像検索に載せない方法について

noimageindexというMETAタグをつけるというのは、無料ブログ系でも出来そうな気はします。

picasa、Flickrなどの外部サービスを利用している場合は、noimageindex、Lazy Loadが有効な気はします。ただし、picasa、Flickrが非公開(URLを知らない人には見せない)になってないと意味がないかとは思います。

1-1. robots.txtを使う方法

たとえば、サイトに表示される画像 dogs.jpg(www.yoursite.com/images/dogs.jpg)を Google のインデックスから除外するには、robots.txt ファイルに次の行を追加します。

User-agent: Googlebot-Image
Disallow: /images/dogs.jpg
Google が次にサイトをクロールすると、このディレクティブが確認され、検索結果に画像が表示されなくなります。
自分が所有するページの画像が画像検索結果に表示されないようにする - ウェブマスター ツール ヘルプ

1-2. noimageindexというMETAタグをつける方法

noimageindex: Google の検索結果に表示される画像の参照元ページとしてページを表示しないようにします
Google がサポートしているメタタグ - ウェブマスター ツール ヘルプ

Googleのメタタグ「NOIMAGEINDEX」って何? (画像検索)
googleの検索エンジンに、サイトの画像が拾われ、それが無断で二次利用されている。 - Google プロダクト フォーラム

これ、現状でも、インデックスされないという動作をすると思うのですが、ちょっと検索しただけでは最近のものが見つからなかったです。

1-3. WordPressでLazy Loadプラグインを導入する

画像を遅延でロードするプラグインなのですが、初期表示の画像を空白の小さい画像で表示しておいて、その後にJavascriptで本来の画像に置き換えるという処理をしています。

最近のGoogleBotはもしかすると対応しているのかもしれませんが、上記の性質があるので、本来の画像がGoogleの画像検索にインデックスされないという現象があったので、現状もそうなら使えるかもとは思います。

img srcの画像のURLだけが対象なので、画像のリンク先に元画像のURLを指定したいる場合は、元画像がインデックスされます。クリックすると大きな画像系になる感じの場合は、画像のリンク先に元のURLが指定されている場合がほとんどです。

画像を後から読み込むプラグインは「Lazy Load」にするべし!読み込み速度を改善し、表示をスムーズにする方法 | gori.me(ゴリミー)

2.相手のサイトの編集画面からの参照を防ぐ方法

私自身が、なんちゃらメディアを利用したことがないので、想像でしかないのですが、編集画面から簡単に画像引用などが出来るようになってる感じがします。引用サイトの表示とかそういうのが統一されているところから見てもそうだと思います。

htaccessでアクセス制限をしてしまえば、おそらく引用できないようになるのではないか?と思うのですがどうでしょうか?

アクセス制限するとしても、IPとか相手のドメイン(ホスト名)が分からないと何ともならないのですが、サービス提供しているのとまったく別とかではなさそうだという推定の元、拒否してみるしかないかと思います。

相手のサーバーのIPやドメインを制限するわけです。
編集画面で引用する動作を考えてみると、
URLを指定して、画像や文章の範囲を指定という感じになってるとするのなら、
この時点で、そのサーバーからそのURLにアクセスしなければいけないわけで、ここで拒否されているとエラーになるわけですね。

3.ブログの下の方にも、画像を利用した場合は、利用料がかかりますと明記

面倒なことを避けようという心理を利用する方法ですね。なんかヤバそうな雰囲気だとおもったら、違うほかの画像をパクるという動作になる感じかも。

根本的な問題は残るけど、自身のブログの画像を守るという点はある程度達成できます。

ここで、法的に許可されている引用では、お金をとることは出来ない(はず)ですが、そこを争ってまでその画像を採用することは確率的に低そうだというのもあるかと思います。

4.画像に、サイト名などを入れておく方法

まあ、トリミングして、サイト名の部分を削除してつかうとか平気でする人たちもいるわけですが、そういうのがあってもある程度の抑止力にはなります。

また、サイト名を削除して使う人たちは、引用だと言い張れないはずですので、そういうメリットはあるかなとは思います。悪質さをはかる物差しにもなります。

サイト名(クレジット?)が入った画像を使うのを嫌う人は多いようですし、今回の件でも、大元のニュースサイトの料理画像を使わないというのもそういうのがあるんじゃないかなと思います。

パクってるのに、一見、オリジナルの記事であるかのように見えることが大事みたいな感じなので・・・。

その他おもうこと

引用先を示すのに、なぜ表記はトップページだけみたいな表示で、リンクは該当ページに飛ぶとかにするのか?というのが気になるんですね。これ明らかに、引用しているのを分かりづらくしてるだけのような。

あとひどいのは、引用先が、画像のURLそのままっていう奴です。それ何の引用なのか?って思う。

有料画像、大手企業の画像、プロの画像とかは、著作権とか法的な知識がなくても避けて、個人の物言えなさそうなところからパクってるようなきがするけど・・・。

記事の中の画像を引用したというスタンスなら、その記事の内容にもふれるはずなのに、画像しか使用していない&内容に触れてないのは、(たぶん、法的にも)引用で無いと思う。

著作者人格権

・著作物の創作者であることを主張する権利(氏名表示権)
・著作物の変更、切除その他の改変又は著作物に対するその他の侵害で自己の名誉又は声望を害するおそれのあるものに対して異議を申し立てる権利(同一性保持権、名誉声望保持権)

引用だとか言いだされたら、この点も論点にいれて、とりあえず論争にもちこんだほうがよいかも。
物量作戦?

法律の専門家でないので分からないけど、
「画像と記事(文章)」で一つの著作物というとらえ方をして、画像だけを使用して、それも文章の内容と全然関係ないことで利用されるのは、同一性保持権を侵害しているとか・・・。

少々間違っていても、アレコレいって、うるさい人だと思ってもらわないと、処理されない気が個人的にはする。クレーマーになりたくないが、良識あれば踏みにじられかねないしね・・・。

管理・運営しているところに責任を問う

削除手続きしたことあるけど、
あるところだと、作成者にメッセージを転送しますのでというスタンスだったりして気分わるかった。

ということで初めから、
管理運営者にたいして対応をお願いしている旨書くのと、メッセージの返答の期限を設定するとかいろいろしないと、気分悪いこと多数になる感じではあると思う。

あと、該当部分は削除されるが、違うところからパクってくる感じになったりするが、著作権者でないので、その状態にはなにも言えないというのも、気分がわるいのが加速する原因だとは思う。

自身の権利を守る以上のことは、できないってことですな。
で多くの場合、損害賠償とかも事実上できないので、1、2週間ほどして削除したらいいんでしょみたいな対応になってる気もしなくはない。


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