「電子レンジやエアコン」のW(ワット)数と消費電力の関係

電子レンジのW数 < 消費電力のW数
エアコンのW数 > 消費電力のW数

電子レンジのW(ワット)数は、高周波の出力のW数
エアコンの場合は、冷房能力
を示していて、消費電力と直接関係ないということになります。

電子レンジの方は、W数表記の1.5倍ぐらいの消費電力が必要で
エアコンの方は、W数表記の1/5倍ぐらいの消費電力が必要です。

カタログには、消費電力も明記されているので確認してみるのもよいでしょう。

電子レンジの場合


高周波の出力のW数よりも多い電力が必要です。

エアコンの場合

ご質問のように、消費電力780[W]のエアコンで冷房をした場合、1時間運転すると780Whという仕事量をしたことになります。これを電熱線で消費すれば、上記の「熱」を出すための仕事になるので、(780×3600[秒]×1/4.186) [cal]の熱が出るだけですね。
しかしながら、エアコンというのは電熱線として熱を発生させる機械ではなく、ヒートポンプという機構を使って、「熱を移動させる」ために仕事をします。
ご質問の例では780Wの仕事率でヒートポンプを運転することで、3.4kWの「熱を移動させる」仕事ができるエアコンなわけですね(単位としては仕事率ですが)。
エアコンのカタログ表示で消費電力最大780Wに対し、冷房能力最大3.... - Yahoo!知恵袋


まず、冷房能力よりも少ない消費電力で済む理由は、直接熱を奪ってるわけで無くて、単に外部に熱を移動させることによって冷却しているからですね。

下記に、住宅における部屋の広さとエアコン能力の一般的数値を記載します。この数値はエアコンの消費電力ではなく、冷房能力を示しています。通常ルームエアコンはCOP5.0前後の高い数値を示しますので、例えば、6畳用の冷房能力2.2kWのエアコンであれば、消費電力は440W程度が定格となります。



6畳 → 冷房能力2.2kW(消費電力 約440W)
8畳 → 冷房能力2.5kW(消費電力 約500W)
10畳 → 冷房能力2.8kW(消費電力 約560W)
12畳 → 冷房能力3.6kW(消費電力 約720W)
14畳 → 冷房能力4.0kW(消費電力 約800W)
16畳 → 冷房能力5.2kW(消費電力 約1,040W)
エアコンの電気代・消費電力 | 寿命と耐用年数・節電方法・仕組み・除湿と冷房の違い


COPは、エアコンによって違い、古いエアコンでは、2-3程度しかない場合もあるのでそのあたりは取説などで確認したほうがよいでしょう。

 先日の「節電にはエアコンを切るよりテレビを切った方が1.69倍効果的」という記事に対して「エアコンの消費電力の数値がおかしいのでは?」との意見を読者の方より頂きました。

 たしかに、世間一般的にエアコンの消費電力は500Wとも600Wとも言われており、それを考えると野村総研の130Wという数値は一見するとおかしく感じます。

 しかし、その大きな数値はエアコンの電源を入れたときだけのもの。つまり最大の負荷がかかっているときに限った言わば最大消費電力の数値なのです。
エアコンの消費電力は電源を入れて17分後にはたったの80Wになる


あとエアコンの場合は、常にフル稼働するわけでもないという部分も消費電力という点でいうと話がややこしくしているのかもしれないとは思う。

調べるきっかけ

電子レンジや、スピーカーも、広い意味では同じ問題だと思う。
電子レンジに750Wとか書いてあるのを見て「消費電力が750wなんだー電力使うね」とか嫁が言い出したので、「いや、違うんだよ。実は~」と説明したら、嫁の機嫌が悪くなった。
こういう経験は、旦那諸氏に於かれましては日常茶飯事のことと思います。
そういうすれ違いの不幸をなくすためにも、吸込仕事率とか、電子レンジの出力数とか、これくらいで仕事してくれるんだよ、という別の記号で表すようにしてほしい。
とにかく電力のWとは分けた方がいい。そうすれば絶対に地球から無駄が省かれる。
家電製品の仕事率をワットで表すのはやめたほうがいいと思う


そのW数が消費電力でないとしても、結局、電力を多く?つかうという点は間違っているわけで無いので機嫌がわるくなっても仕方がないと思う。

電子レンジの場合は、750Wだったら、かならずそれ以上の消費電力を消費する(はず)なので特にそう思う可能性はあると思う。

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