「A社のBです。一度お会いいただきたく」と書いたら、B氏があう必要がない?!

今回の事例の詳細

Rettyという有名クチコミグルメ情報サービスの武田さんという創業者の方からLinkedInで直接メッセージが来ましてですね、
「はじめまして、Retty株式会社 代表取締役CEOの武田と申します。突然のご連絡申し訳ございません。」
「まずは一度、お会いさせて頂き、Rettyの今後の事業展開やビジョン、貴殿のお考え等、ざっくばらんにお話させていただければと思っております」
「ご来社頂いた際には、メンバーともお話いただき事業については勿論ですが弊社の雰囲気も感じていただければと思っております」
というようなことが書いてあったので、当然面談の主体は武田さんで、他にも何人か同席される感じなんだろうなと思い、
直近でジョインできるかどうかは別として、Rettyや武田さんには以前からとても関心があったので、
とりあえず話だけでも聞いてみようと思って、わざわざ時間確保してオフィスに伺ってみたわけです。
そしたら何故かエンジニアリーダーの人だけが面談にやってきたので、
「あの〜、武田さんは後からご参加される感じでしょうか?」
と聞いてみたら、
「申し訳ありません、武田は本日は外出しております」
と言われて、「はぁ!?」となって、さすがにそれはちょっとお互いの信義に反するというかダメでしょうということで、
Rettyの武田社長からLinkedIn経由でスカウトされたので行ってみたら・・


「お互いの信義に反する」というのがこの問題の本質だと思います。

人と人との信頼関係の上でビジネスは成り立っているため、相手に誤解を与える、期待を裏切ってしまう行為、信頼を失うような行為は二度と起こさないよう徹底させていただきます。今回ご迷惑をおかけした方には深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。

今後ともRettyをどうぞよろしくお願いします。
Retty代表ブログ: Rettyへの批判記事に対するお詫びと説明


僕の価値観では、謝罪の方向としてはまあまあかなぁと思うんですが、世間的にはどうかは知りません。

誠実さや信頼の問題なのに・・

ネットで擁護するドライなエンジニアが複数人いるのをみて、個人的にはびっくりした。
結論ありきで、論理を組み立ててるから、誠実な態度とか信頼関係とか無視している話ばかりだと思う。

逆に、「xxxという人にあこがれて会社を検討する」とかいうのも、どうなんだろう?とは思うけど、
そういう層を狙って求人活動してるのなら、そういう思いというのを大事にしないとダメだろうと思う。

他の会社で文句がでないのは、「xxxという人にあこがれて会社を検討する」という部類で無いからという簡単な理由だと思う。それを、考慮しないで、社会の常識は、業界のルールは、転職のオファーはとか言いだすのは、子供じみていると思う。

「xxxという人にあこがれて会社を検討する」人の気持ち

まぁある程度名のある創業者の人がダイレクトメッセージを送るというのは効果的なやり方だとは思うんですが、
呼ぶだけ呼んどいて自分がいないというのはあかんでしょということでw,
Rettyの武田社長からLinkedIn経由でスカウトされたので行ってみたら・・


僕もそう思う。

「アカウントのなりすまし」は道義上許されることではないと思いますし、
先の記事でも書きましたが「実名への信頼」を根本としているRettyさんのご事業においては
尚更あってはならないことだと思います。
こちらの記事を読んでおられる各企業の経営者や採用担当の皆様には、
こういった「求職者を騙す」ような行為は厳に慎んで頂くようお願い出来ればと思います。
【結果報告】Rettyの武田社長からLinkedIn経由でスカウトされたので・・


「求職者を騙す」ような行為はダメだと思う。
今の世の中、大義がないと批判できにくいので、アカウントのなりすまし?みたいな感じの論点で批判するしかないんだろうと僕は思う。その点を理解しないで、論点をずらして批判するのはダメな部類だと思う。

でも、実際はそういうのが問題で無くて、「xxxという人にあこがれて会社を検討する」人の気持ちを裏切る行為だからダメなんだろうなぁと思う。

当日は「xxx」がお相手させていただきます

これ元記事書いた匿名氏って,学生や新卒3年目くらいとかの転職経験ない人なんだろうな.スカウトメールとか何通かもらったことがあれば,こんな勘違いするはずないんだもの.
「A社のBです。一度お会いいただきたく」と書いたら、B氏が会う必要があるだろうか - カレーなる辛口Javaな転職日記


「当人と違う場合は、当日は「xxx」がお相手させていただきます」とか断りを入れる場合がほとんどだと思うけどなぁ。
人事担当でも、営業でも、個人を尊重した仕事をしている会社は、断りをいれると僕は思う。


スカウトメールでもなんでも、名前をだして相手している限りは、その「名前」に責任が生じるわけなので、当日相手できない場合には、「xxx」にその責任をゆだねてますという意味合いで断るんだろうと個人的には思います。

会社名が大事で、組織が大事で、個人はパーツに過ぎないとするのなら、まあ、誰が相手しようが問題ないと考えることができるけど、僕はそういう会社で働くのは辞めたほうがよいと思う。

大手大企業でも、ちゃんと断りをいれるところはちゃんと入れてきますよ。
それが普通かどうかはしらないけど、そっちの会社の方が僕は好きだなぁという話です。

仕事するうえで、プロとして意識したほうがよい点の一つだと僕は思います。
裏をかえせば、「縄張り」意識みたいなものかもしれないけど・・・。

プログラマーで話が分かりにくければ、
人で無くて、コードに置き換えて、
「ここは僕がかいたコードです」と明示するとか
「ここだけ僕が修正を加えました」という感じで追記するとか
そういう感じの話だと思う。


技術者は、エンジニア的対応はダメだと認識したほうがよい

「あの〜、武田さんは後からご参加される感じでしょうか?」
と聞いてみたら、
「申し訳ありません、武田は本日は外出しております」
Rettyの武田社長からLinkedIn経由でスカウトされたので行ってみたら・・


営業マンなら、このあたりでピーンとひらめいて、
「本日、武田が説明させていただく予定だったのですが、急用ができてどうしても・・・」みたいなうまい言い回しで場をつなぐと思うんですね。

いい意味でも、悪い意味でも、エンジニアは嘘をつくのが下手なので、
この応対を見る限りは、「武田」氏の名前を利用しただけの人寄せだったんだろうなぁと理解されても仕方がないと思う。

会社と実際に働いているエンジニアの話だけで人が集まる会社じゃないのは、「武田」氏の名前をつかっている時点で明白なのでは?

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