月は地球の周りをまわっているのか、太陽の周りをまわっているのか?

山本弘のSF秘密基地BLOG:中学生の6割は「月は西からのぼる」と信じている。(1)
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変な形でニセ科学風の話題にして煽るのは、やめたほうが良いと思うんですね。
ニセ科学かどうかは、科学的なことを知ってるかどうかの単純な話じゃないと思うんです。逆にそういう単純化すると、ニセ科学らしきものに騙されやすくなると思う。

月は地球の周りを回っている?
今日学校で化学の先生に、月は地球の周りは回っていないと言われました。
それを信じているのは日本人くらいらしいのですが、家族に言ってみたところ、
そんなわけないと猛烈な批判を受けました。
化学の先生が言うには月は地球の前を横切るようにジグザグに動いているらしいです。

先生が嘘をついているとは思えませんが、これって本当ですか?



公転軌道と天体位置を比べると,月の太陽に対する公転軌道は地球の太陽に対する公転軌道に対して「まとわりつくように」運動しています。
一方で,物理的には間違いなく「月は地球の周りを公転しています」。月は明らかに地球の重力に囚われていて,共有重心は「地球内部」にありますから。
月は地球の周りを回っている? - 今日学校で化学... - 天文、宇宙 | Yahoo!知恵袋


意外と楽しいのでやってみるとよいと思うんですが、月の軌道をプロットしていってどうなるかをやってみると、太字のようになるかと思います。

・地球は太陽の周りを1年(365日)で1周すると仮定する
・月は、地球の周りを28日で1周すると仮定する

この条件で単純にプロットしていったら、どうなるか?ですね。

まあ、上記の「化学の先生」もちょっと微妙な気がするというか、ちゃんと解説してあげないと、混乱するだけでよろしくない指導(教育)方法だと思う。

天動説でも説明できるのに、なぜ地動説が科学的に正しいのか?!

・世界(現実のモデル)がそうなってるから 
・そちらの方が簡単に説明(計算)できるから

たしか、2つの立場があったと思う。

日時計をみて、
・地球が太陽の周りをまわっている(自転)
・太陽が地球の周りをまわっている(動いている)

とどちらを採用するかって言えば、たぶん日時計なら後者でも問題ないというか、
これだけの現象で、知識なく正解?の考えになるのは、逆におかしいのでは?

普通は太陽が時間とともに動くから、日時計の影も動くって理解するでしょう。
地球を起点に考えているので、実際の観測でもそう見えるのでは?

影が動く理由 (小3の宿題)
小3の宿題です。
地上に棒を立てて、影が動くのはなぜでしょうか?
この答えは、「太陽が動いているから」です。これ以外詳しい記述も何もありません。

子供からの問に私も分からないのですが、地球が太陽の周りを動いているからではないのですか?
たしか、太陽の周りを地球は回っているはず・・・。正解の意味もわかるのですが、表現的にどうなのでしょうか。 どういうふうに正解のとおり説明すべきなのか教えて下さい。
影が動く理由 (小3の宿題) - 小3の宿題です。... - 天文、宇宙 | Yahoo!知恵袋


地動説(ちどうせつ)とは、宇宙の中心は太陽であり、地球は他の惑星と共に太陽の周りを自転しながら公転している、という学説のこと。
地動説 - Wikipedia


ニセ科学っぽい手法を使ったら、同類なんじゃ?!

1. 地球は太陽の周囲を回っている。A B C D E
「信じている」「やや信じている」「知らない・わからない」「やや疑っている」「信じない」
山本弘のSF秘密基地BLOG:中学生の6割は「月は西からのぼる」と信じている。(1)


たとえば、僕だと、「インテリジェント・デザイン理論」は科学的ではなさそうとか間違ってそうと思うけど、信じてるけど?!

国語的にみても
「ただしい」「やや正しい」「知らない・わからない」「やや正しくない」「間違っている」
の選択肢とでは、意味が違うと思うけど・・。

正しいと知っていても、自身では実証できないので「わからない・知らない」というのは、科学的な思考のできる子供かもしれません。まあその可能性は低いけど。

じゃぁ、なぜ信じるかっていえば、学校で習ったから以上のこと言える人いるのかなぁ。あらゆる事柄が地動説(ちどうせつ)が正しいと示しているというのを示すことはできるけど、それは後付け論理であって、信じるかどうかの話じゃないような。

で多くは、学校で嘘を教えるわけがないから、信じるっていう話でしょう?

山本弘のSF秘密基地BLOG:中学生の6割は「月は西からのぼる」と信じている。(1)

たしかに、混乱しやすいし、意図を疑うことになる質問票ではあるな。気持ちはわかるが、正誤、分からない、だけ聞けば良かったのでは

2017/03/07 22:52

山本弘のSF秘密基地BLOG:中学生の6割は「月は西からのぼる」と信じている。(1)


科学って「信じる」ものじゃないよな/ところで質問紙調査法てのは専門の本が出てくるくらい設計と実施に専門知識が要求される難しいものなんだけど、このおっさんが勉強してるとも思えないな。学問なめんなよ。

2017/03/07 10:39

結論ありきの質問、情報収集

>23. UFOには宇宙人が乗っている。

この設問は何を問いたいのだ?「宇宙人はいない」という答えが欲しいのか?宇宙のどこかに宇宙人がいるかも、と語ったら「科学的でない」と言われてしまうのか?

まあ、これは個人のブログのようだが、世の中には往々にして、アンケート結果よりも設問を問題にしたほうがいいケースが存在する。
正しい統計を取るためには、曖昧さの少ない標本が必要だ。中学生の科学的思考力を問題にする前に、統計を取る側の人間が、統計を取るための能力を身につけることが先決ではないだろうか。
適切な設問を用意する能力


よくあるxxx人にアンケートをとりました。将来なりたい職業の一位はなんとxxxですみたいな記事。
でも、アンケートには、あこがれる職業は何?という名目でアンケートとってたり・・・。

将来なりたい職業とあこがれる職業は違うわけだけど、「あこがれる職業」としてアンケートをとらないと、自身が書きたい「将来なりたい職業」の物語に合わないので、そういう感じのアンケートを取るとか・・・。

将来なりたい =>現実路線になりがち
あこがれる =>なれるかどうかの制約がないことが多い

統計の取り方が微妙なのも、充分、ニセ科学の類なんじゃないかなぁ?

・正しい(妥当な)知識があるか?
・妥当な(正しい)思考方法か?

で、ニセ科学の類は、前者のほうが指摘しやすいけど、でも実際は、後者の路線で指摘するものじゃないかなぁと思う。

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