「保育園落ちた日本死ね」の「死ね」を擁護するときは、気を付けたほうが良い

  • 投稿 : 2016-12-05
出来たら避けたほうが良い表現なら、本当はダメなのでは?
たぶん、思想によって許容できるできないがあるのなら、「死ね」という用法の問題でなくて、思想の問題では?

文脈なければ「日本死ね」が許されないのなら、他の事例見ても微妙だと思うけど・・。
でもって文脈は絶対にその通りに読めるっていう話でなくて、そう読めないと読解力がないっていうロジックがあったら?

「保育園落ちた日本死ね」の「死ね」

憎しみの表明としての強い「死ね」と、不快感の表明としてのカジュアルな「死ね」という2つの異なる用法の「死ね」があって、「保育園落ちた日本死ね」は後者。ここを混同すると議論がアサッテの方向にいっちゃう。
別に対象が非生物だと比喩表現になるとかそういう話でもなく、カジュアルな用法の「死ね」の場合は対象が人間でも本当に死んでほしいというわけではない。
「日本死ね」を巡る議論について思うこと

・文脈をみれば
・本来の「殺す」という意味での「死ね」ではない
・こういう事情や心情があったのに違いない

そういう論調って、「保育園落ちた日本死ね」の「死ね」を擁護できるかもしれないけど、危険なんじゃないかなぁと思う。

つまりさぁ、自身の都合の良い時だけ使える論調っていうわけじゃないというか、都合の良い時だけ使いたい論調っていう感じで、ダメだと思う。

あと、書き手の解釈も重要なんだけど、読み手の解釈も重要では?
書き手の意向はこうだから、読み手の解釈は間違いで、不当ですとか言えるのならいいけど、その論調も危険ですよね。

死ねいうカジュアルな使い方は、昔もネットであった

氏ねの意味は死ねと一緒です。
なぜ死ねではなく氏ねなのかというと、2ちゃんでは「死ね」という言葉が、NGワードになっていたのでその代用で「氏ね」が生まれました。
氏ねの意味を教えてください。 - 最初は、死ねと変わらない意味でコメ... - Yahoo!知恵袋

某匿名掲示板とかから始まったやつですよね。

「日本死ね」を巡る議論について思うこと

この言葉マジで流行って、小学校で子どもたちが学校で「死ね死ね」言ってるの観てもカジュアルだからオッケーなんだろうなぁ。子どもたちも殺したくて言ってるんじゃないだろうから。

2016/12/05 00:48

今は知らないけど、その当時は許されなかった。
でもって、「死ぬ」という言葉を冗談でも使ってはいけないっていう正論で叩き潰したわけですけどね。

しかし、今度は、「死ね死ね」と学校でいじめられた事件が起こった時に、カジュアルな「死ね」だからって通用しないとは思うけど?


差別・ヘイト関連は、文脈を読めばそうでないことがわかるというのは許されない!?

許されるかもしれないけど、ネットとか世論?とか見てる限りは、ほとんど許されてない気が・・・。

「ナコルルとヘイトスピーチ」の時も微妙だとおもうけどなぁ。

・文脈をみれば
・本来の「殺す」という意味での「死ね」ではない
・こういう事情や心情があったのに違いない
・実在の人間でないゲームキャラにいっている

許されないというか、聞く耳持たない感じだったけど?

「保育園落ちた日本死ね」の「死ね」が許容できるのは、保育所の不満に共感できるからとかそういう単純な理由では?

参考:「言ってること」が正しいだけではダメで、態度も正しくなくてはダメなのかも – ただの通りすがり

私の立場

「保育園落ちた日本死ね」は表現としてありだとおもうし、騒がれてることが理解できないけど、
でも、安易に擁護する論理を駆使すべきではないとは思う。

「日本死ね」を巡る議論について思うこと

「そもそもあれは社会に向けて問題提起しようという意図で書かれたものではなく、ただ愚痴を感情に任せて叩きつけたものに過ぎない」あれ自作自演じゃなかったの?

2016/12/04 23:20

自作自演かはどうかはしらないけど、
まあ、愚痴を感情に任せてたたきつけたものであるとは思うけど・・。

それをものすごく高等なものかのようにラッピングして擁護するのは、嘘から何かを作りだそうとしてるようで、よくないと思う。

・強い言葉を使うことで問題提起したかったのだ。
「日本死ね」を巡る議論について思うこと

社会問題を問題提起しましたっていって、偏見差別に抵触するようなことをいうと、NGだけど?
偏見差別ではないけど、なんかに関連してるんじゃないの?私はよくわからないけど・・。

“自業自得な人工透析患者”批判が粗雑で残念な理由 | 下流化ニッポンの処方箋 | 藤田孝典 | 毎日新聞「経済プレミア」

・文脈読めば
・主張しているのはそうではない

とかそんなの通用してない感じだけど、その違いはなぜ?

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