周囲の反対意見を聞かなくても良い理由 6つ【反対意見が、無価値な理由】

  • 投稿 : 2016-03-08
「謙虚に周りの意見を聞くことは大事だ」とよく言われますが、なぜそんなお得な有益な情報が、多くの人により言われ続けるのでしょうか?

実は、「自身の反対意見を聞け」「自身の意見を無視するな」という部分から派生したものではないか?と思います。つまり、そういう世の中のほうが都合がいいから、お勧めするという図式ですね。マナー守れ系と同じ。

特に周囲の意見でなくて、周囲の反対意見というニュアンスがつく場合は特にそうです。反対意見というのはもともと聞いてもらえない、聞かれないものなんですが、そうだと困るから、そういう「お得」情報や「成長」情報として、流すわけですね。

実際、もう周囲の反対意見を聞かなくてもいいかなぁと思う人は、それまで縛っていた「謙虚に周りの意見を聞くべき」という部分を別の論理で解放してあげるのが良いでしょう

逆に、相手に自身の意見を届けるためにはどうしたらよいかがわかるかと思います。反対意見でも、相手に寄り添う形で行わなければいけないとか、そういう戦略も立てられるでしょう。

また、反対意見は聞かれないからこそ、中傷や人格攻撃が有効なわけです。
ネガティブ・キャンペーンが、有効なのは欧米を見ればすぐにわかります。



・聞く前から、内容が予想できる
・時間の無駄
・宝くじ的な良い意見を期待しても無意味
・人間関係が逆に険悪になる
・心が乱れて、判断力が鈍る
・反対だということが分かった時点で、その意見には意味がない

聞く前から、内容が予想できる

・一般論しか言わない
・どこかの劣化コピーの意見しか言わない

結局、話を聞いてみても、予想した内容の範囲で会った、一般論で特に情報価値がなかった、どこかの劣化コピーでそもそも意見の品質に問題がある等々がありがちなのではないでしょうか?

つまり、聞く前から内容予想できるな?と思った時点で切り捨てても問題ないことがわかるでしょう。わからなくても、そう判断した時点で離脱したほうが良いのもわかるでしょう。

時間の無駄

・交渉の余地がない
・意見のすり合わせる余地がない
・そもそも、交渉や意見のすり合わせ余地がない
・勉強にならない

多くの情報を集めれば、集合知になるだとか、
多くの情報を集めれば、素晴らしい判断ができるとか
そのこと自体が、間違ってます。

間違った思い込みからくる行動は、大抵間違ってます。
時間が無駄になっているのにも気づかないほど、冷静でない状態では、意見を聞いても無意味なんです。

実際には、反対意見を聞くとしても、時間を時間を切り上げる方法とペアーで使うべきでしょう。

反対意見を聞くふりができない人は、聞かないほうが良いです。

意見は聞いてるけでど、反対意見も聞いてるけど、でも聞き流すとかではないけど、事実上聞いてない人たちが多いですよね。そういう人は、あなたの意見を聞いたよと周りに満足を与えるのがうまいです。でも意見は聞いてません。

宝くじ的な良い意見を期待しても無意味

有益な情報、有益な意見、自身の成長を促す発言って、反対意見にはほとんど含まれていないし、周囲の意見にもほとんど含まれてないんです。

だって、その意見は、あたのために作られた意見じゃないからです。逆に、発言主の目的があって発せられたものだからです。

確かに、周囲の意見が参考になり、成長を促すこともありますが、それは時期の問題のことが多いわけです。つまり、何を聞いても、成長できる時期という話です。

その時期以外は、宝くじにあたる確率よりも低くしか、有益な意見はありません。

人間関係が逆に険悪になる

話し合えばわかるとか、そういう幻想をもっているとそうなります。また、話し合えばわかるというのも、実質嘘なんです。というのは、話し合いの場を持たせることが目的の言葉なんです。

あと、状況を外部からみて、話し合えばわかるのにと思うこともあろうと思いますが、実際には話し合ったところで、分かり合えないです。

残念ながら、分かりえあるときって、話し合う前からその兆候があるので、話し合うというのは儀式でしかありません。

でもって、話し合えばわかると思っている人より、話し合ってもわかりえないことのほうが多いことを知っている人のほうが、人間関係良好なことが多いです。

心が乱れて、判断力が鈍る

まあ、心を乱すのが反対意見の効果なので、心を乱すのは必然なわけですが、それでも心が乱れると判断能力に鈍ってしまう人は多いかと思います。

あと、多くの意見を聞きすぎると、信念がない限り、選択肢が増えて迷う結果にしかありません。

つまり相談して、一般論を中立な立場でいわれると、選択肢がてんこ盛りになるので、選択肢が逆に増えて困ることもあります。

相談が、選択肢を増やすことや、あらたな選択肢を増やすことなら問題ないですが、決断の後押しを期待している場合は無意味でしょうし、後押しになってません。

反対だということが分かった時点で、その意見には意味がない

反対だと分かるということは、何らかの情報で判断しているわけです。つまり、すでに意見の一部に触れているのと一緒です。

で、反対だと分かった時点で、その意見には価値がありません。
多くの場合、ブレークスルーを起こすのは、賛成・反対を超えた意見であることからも、無意味です。

あなたが思いつかない意見というのは、あなたが思う反対意見と別の次元のものだからです。

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