地道なエンジニアが一番強い説

  • 投稿 : 2015-10-28
イベントを詰め込んで人生を豊かにしようとする人たちもいますが
そのイベント、本当に必要ですか?

人生を豊かにするためという目的をわすれ、イベントをたくさんこなすという目的に変化してませんか?

平凡な人生は、つまらなく、幸せでなく、
かつ、何かが起こった時に、あたふたするようになるって、本当ですか?

周りをよく見てください。

地道なエンジニアが一番強い説

けど、もし今、何の目標もなくて何となく焦ってしまっているようであれば、まず自分の目の前に置かれている、退屈かも知れない仕事をこなすことに集中して、それを積み上げていくことに集中してみても、きっと損はないよということを言いたかった。
目標がないならまずは地味なエンジニアを目指してみるのもいいかも?という話 - seri::diary

目標がないならまずは地味なエンジニアを目指してみるのもいいかも?という話 - seri::diary

“まず自分の目の前に置かれている、退屈かも知れない仕事をこなすことに集中して、それを積み上げていくことに集中してみても、きっと損はないよということを言いたかった。”

2015/10/28 10:29

エンジニアだけではないのかもしれないけど、この世の中、不安をあおって商売する人たちがいるので、そういうのに踊らされないようにしないと、なにかを見失うかもしれないよというのはあると思う。

逆にですね、IT業界も、不安をあおってものを売りつけてたりするんで、そのあたりをみれば、不安をあおっての商売っていうのがどういうものかが実感できると思う。

嘘は言ってないけど、不安をあおっているという手法なので、嘘を言ってないというだけで、信用してはダメだということです。

出世しない人生なんて、結婚しない人生なんて

ちょっと昔は、そういう感じで不安をあおって、それを信じて、人生の目標を決めたりしてたわけですが、
そういうのは、幻想だというのに気づいた人たちが、離脱してしまったわけです。

それは必須ではなくて、オプションだということに気づいたわけですね。

一生、エンジニアでいられないなんて

・一生、エンジニアでありたい
・エンジニアしか、僕(私)にはできることがない

この2つを混同してはダメだと思います。
で、エンジニアぐらいしかできることがないと思い込んでいる人たちが、不安にあおられて、
嘘の「一生エンジニアでありたい」というのに飛びつかせているんですね。

実際には、一生エンジニアでなくてもいいとは思っているのだから、そんなのに飛びついて、幸せになれる確率は低いですよ。あと、そういう道は険しいのが明らかなので、ほかの険しい道のほうがずっと平坦な場合もあるでしょう。

エンジニアしかできないというのもたいていは思い込みで、何年も仕事をしていれば、それ以外のことも少しはできるようになるし、また周りの仕事をみて自然とアレコレ学んでいけるはずなんですね。

だから、目の前の退屈で、役に立たないと思われる仕事をこなすことも、悪くないわけです。

能力ありそうで口もたつんだけど、役に立たないエンジニアってどういう人だかわかりますか?
たいていの場合は、目の前の退屈で役に立たないことを嫌う人たちです。

もちろん例外はいますけけど・・・。

下積みという言葉がなぜあるかといえば、役に立たない退屈な仕事に意味をもたせるためです。
もちろん、下積みだからという言葉で便利に使われるというオチもありますが、本来はそういうものではないんですね。

自身が、退屈でつまらない仕事だと思っても、下積みだとおもって気分を切り替えてやれるってところに意味があるわけです。

下積みしたら、救われるの?!

バカは、救われない。

意識の高い仕事をしなきゃというのが、単に、「下積みをしよう」にすり替わっただけだから。

ちょっとは、自分でものを考えろ・・・。
ちょっとは少ない経験から、自身でなにかを感じろ・・・。

偉い人は言ってるから
成功した人が言ってるから
のノリでは、踊らされているのとかわらない。

焦るほど、空回りする・・・

はてなで働いていた時、周りのエンジニアがとても凄い人々に思えて、どうしたらそうなれるんだろうと思って、勉強しなきゃいけないという強迫観念にも似た何かに取り憑かれていた。 ほとんど後悔の無い人生だけれど、唯一後悔しているのは、妻との京都での新婚生活をもっと堪能しておけばよかった。という事だ。勉強しなきゃいけないと思いつめても、大して成果が上がらないなら、もっと妻と京都観光すればよかった。毎週末でも行くべきところは沢山あったと今は思える。週末動けなくなるほど勉強したり、仕事をしすぎる必要はない。
そんなにプライベートを犠牲にして大丈夫? - kurainの壺

この文章しか読んでないけど、いろいろすごいなぁと思う。
・ほとんど後悔のない人生
・唯一の後悔がこれとか

まあ、それはともかく、
時間を無駄に使わないという強迫観念が、不幸を招くんだろうなぁと思う。

新婚生活を楽しむことも、京都観光をすることも、大切なことには違いないと思う。

何かを犠牲にすれば、何かを我慢すれば、成果が上がるってこともあまりなさそうな気がするんだけど、
なんか、そういう路線って自己満足度が高くて、かつ不安な心を安定させるので、そういう方向にのめりこみやすいと思う。

確かに、資格の勉強とか期限があって、勉強時間に比例して合格率が上がるというたぐいのものは、時間を惜しんで勉強するというのはかなり価値があると思う。

ここでの資格というのは、IT系でなくて、税理士とか公認会計士とかそういう系統の話。


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