他人を馬鹿にしないというプライドだけでも、生きていける人はいる

  • 投稿 : 2015-06-12
多くの研究者によって自己肯定感は人格形成や情緒の安定のために重要であると考えられており、自尊心はそのためには必要な感情であるとも言える。特に主体性や自信の形成においては、自尊心のない者は、自身を信用することができないため、自分自身の能力にすら懐疑的となってしまい、何もなすことができない。
自尊心 - Wikipedia

僕が昔少しだけ付き合っていた女性は、底辺女子大で頭は悪いし性格は隙だらけだし家も貧乏で奨学金を借りてたし運動もできないし趣味もない、唯一ルックスだけは良かったけど、それもあんまり認識できてない様子だった。それでも普通に生きていたが、この人は何をプライドに生きてるんだろう?と不思議に思っていた。


人間が自分に誇りを持つことってなかなか難しいことだし、そのためには最低限の実力がないとそもそも不可能だと思う。
自分は人よりこれが勝ってる!ってものがあるから何かに打ち込めたり誇りを持てるわけで、はじめからそれがないと何にもやる気が出ないし誇りを持つに至ることは出来ないだろう。
しかし、人間は誇りを持ってないとすぐに自殺してしまうだろうから、今生きてる人の大半はどうやってプライドを捻り出して生きてるんだろう?と疑問に思ってしまう。

何もできない人って何をプライドに生きてるんだろう
web.archive.org:何もできない人って何をプライドに生きてるんだろう

僕の経験上は、
プライドがないと生きていけないと言っている人の多くは、
実際に、プライドが打ち砕かれてなくなっても、生き続ける人ばかりなんだけど・・・。

そもそも、プライドなんてなくても、生きていけるとおもうし、
プライドなんてものは、何の根拠もなく、生み出せるものだと思う。

神を信じることができるのなら、その信じることがプライドにつながりかねないとおもう。
無から、プライドを生み出すことに成功しているように思う。

また、他人を馬鹿にしないというプライドもあるので、どんなに能力がなく、どんなに貧乏でみすぼらしくても、プライドなんていくらでももてるんですよ。

このプライド設定だと、能力がないこと、貧乏であること、みすぼらしいことが、逆にプライドを強化するのに役立ってる感はある。

彼女・彼氏がいないと、生きていけない

最近は、失恋した程度で、ビルの屋上から飛び降りたりする若者はいないような気はするけど、そういうのとにてるとは思う。

実際には、居なくても生きていけるかもしれないのに、そう思い込んでるだけ。
プライドも似たようなものでしょう。

腐ったものは食べない

状況によれば、そういうのでさえもプライドになるとおもうけどね。

魔少年ビーティー 16頁 ビーティー
…おまえらに、ひとつだけはっきり言っておく!
いいか! おまえらとぼくは精神的に身分がちがうのだ!
ぼくは精神的貴族に位置する!
したがって、ぼくへの命令はゆるさんッ!
おまえらのようなブタに、命令はされないし、かかわりも持たないッ!
ジョジョ名セリフ集

実際に貴族でなくても、精神的貴族だといいだしたら、それがプライドになるとおもう。

他人を馬鹿にしないというプライドだけでも、生きていける人はいる

で、実際には他人を馬鹿にしていても、そういう事実とは別にそういうプライドを維持することはできるんですよ。

簡単にいうと、他人を馬鹿にしている人たちは、僕(私)より劣るというのがこのプライドなんで、矛盾を抱えているのをみればわかるかと思う。

まあ、「他人を馬鹿にしている人たち」さえも馬鹿にしないという人もいるとはおもうけど、そこまで厳密に実行しなくても、プライドなんて維持できるんですよ。


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