心が弱っている時に気を付けたいチェックポイント6つ

  • 投稿 : 2015-02-18

1.頑張らないこと

・頑張りすぎない
・頑張らない
・息抜きする
・休憩する
・一時停止する

心が弱ってる時は、弱気なので、そんなときに頑張ってもあまりいい結果がでない。
結果が出る頑張りというのは、強気の時か、そういうのを意識していない平常時の時でないと結果がでない傾向にある。

オリンピック選手や一流の人たちは違うって言うのは当たり前で、もともとの精神的なタフさが違うんですよ。排気量が違う(性能が違う)車と比較しても意味がないんです。

頑張らずに、現状維持程度に抑えて、チャンスが来るのをまつという感じの方がよいかもと思う。

心が弱っていて、頑張って窮地を脱しようとする人は、結果を早く求めすぎるので、結局失敗しがちなのをよく考えてみれば、何が合理的なのかがわかるかと思う。

頑張るというのは、一時的な精神的安定しか得られなく、結果が出ないとますます不安定要素を抱え込むことになるので、心が弱っているときはよろしくないと思う。

2.自分を責めない、他人を責めない

「悪いところを改善すれば、良くなる」という発想自体を辞めた方がよい。
悪いところを改善した程度では、良くならないように世の中の仕組みってできていると逆に思った方がよい。

悪いところを探そうとすると、自身を責める結果になる人もいるだろうし
相手(他人)を責める結果になる人もいるかと思う。

心が弱っているときは、相手(他人)を責めるというのも辞めた方がよいことの方が多いと思う。

これも、一時的な精神的安定しか得られず、
恨み・つらみとなって、結果として自身を責めるのと同じ結果になりえるので、良識ある人は辞めた方がよいでしょう。

良識のない人は、もともと、心が弱ったりしないんですね。
でも、良識ある人たちは、良識ない人には絶対にはなれません。

あと、敵を作ってしまって、別の攻撃を受けるというリスクにもさらされます。

3.心を殺さない

心を殺してとか
心を騙して
という路線も辞めておいたほうがよいと思います。

この路線と頑張るという路線が融合すると、これまた窮地に陥りがちなパターンになりがちです。

心を騙して、頑張らないならまだマシですね。

心が弱っているときは、
「心=自分自身」を大切にしなきゃだめですよということです。

4.未来を予測(シミュレート)するのを辞める

心が弱っているときは、冷静に判断できたとしても、未来を予測するのは辞めた方がよいと思います。

理由は簡単で、考えても仕方がない(=未来が変わらない)ことに、心をすり減らしても無駄だからです。
なるようになれと開き直っても、頑張ってあがいても、そんなに未来の結果が変わらないはずです。

実際には、心が弱ってる時は、冷静で中立的だと思っていても、悲観的に物事を予測します。
リスクを高く評価して未来を予測するわけですね。

リスクを高く評価するために、それに対抗するにはコストが高くなるので、ますます泥沼にはまりかねないという事態になりかねません。

心に余裕があるときは、リスクを高く評価することは安全路線でよいことなのかもしれませんが、心が弱っているときは、いろいろな制限があるため、リスクを高く評価すると、行動や心のコストが高くなり、追い詰められます。

5.身を任せる、流されるというノウハウも大切

流されてる時に、
流れの急なところで脱出を試みるより
流れが緩やかなところになった時をまって脱出を試みるほうが
有利なのは頭ではわかるかと思います。

また、時流に乗って成功するのと、時代に逆行して成功するのとでは、その成功する確率が違うのもわかるかと思います。

心が弱ってる時は、省エネ運転で耐えて、無駄に時間を過ごすというのが意外と悪くない方法ではあります。

6.美学より、保身を・・・

「どんなことをしても、生き残ることが大事」ぐらいの発想で。
美学というのは、心の余裕のある時にやればよいことで、多くの人は窮地に落ち込んでいるときにこだわる必要はない。

非常時における倫理観と、豊かな時の倫理観では、明らかに違うのをみてもよくわかると思う。
また集団(社会)は非常時ほど倫理観を強く求める傾向にあるが、個人は、非常時ほど倫理観に縛られるとひどい目に合う傾向にあるのも明白である。

本当に大事なものは、いったん捨てても、すぐに拾うことができると考えてよい。
窮地に落ち込んで、本当に大切なものを手放して、その後、窮地を脱してもその大切ななものを取り戻そうとしない人たちも少なからずいるが、その人たちはもともとその人にとっては大切なものじゃなかったわけです。

人の心(考え)なんて、そうそう変わらない。歳をとればとるほどその傾向が強い。
だから、逆に安心して、美学なんて捨てても大丈夫なんです。

性格パターンは、急激には変えれない

・頑張らないこと
・自分を責めない
・本能のままに生きる
・人生なるようになる
・バカはほっとけ
・全ては他人が悪い
・自分は世界で一番偉いのだ

実践編
だんだん元気が出てきたら、
罵倒してきた相手にキレる。どうせどっちもどっちなんだ。気にすることはない。
とにかく相手が悪いと思い込み、自分を守る。
メンヘラの克服法

性格やそれに付随する考え方というのは、そうそう簡単に変更することはできないかと思います。
心が弱った時の方法論というのは、いろんな人がいろんな表現で書いていることが多いと思うのですが、その本質というのはそんなに変わらないのではないかなぁとは思います。

だから、その本質を読み取って、自己の性格パターンや思想(美学)に合うようにアレンジして適用したらよいかと思います。

心が弱った時は、美学にこだわるなと書きましたが、
しかし、人間というのは自身の美学に反するものを受け入れがたいというのもあるので、そのあたりはバランスを取らざるをえないかと思います。

生きていれば、たいていの物は取り戻すことが出来ます。
「絶対に取り戻せない」と「1%でも取り戻せる」という差は、かなり大きいことに気づいてください。

「xxxしてはダメ」系は、多くの場合は、絶対にダメじゃないことの方が多いということにも気づいてください。


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