メールのRe:が、「返信」で、RE:は、「~に関して」って知っていた!?

  • 投稿 : 2014-10-30
ビジネスマナー研修<メール編:件名>(6):Re:はReplyの略ではない――返信メールの件名は変更してもいいのか? - @IT

本当なのかなと思ったので調べてみました。
それよりも上記に書いてある意味がやっと分かりました。

「Re:」と言うのは、「~に関して」にという意味合いで、「~に」対する返信だという意味なので、タイトル変更をするべきでないという意味のようです。

うーん、しかし「Reply」だとしても、タイトル変更すべきでないということは言えると思うので、そのうんちくはなんなのだろうか?と思う。

読み間違えてますかね?
Re:を意味を誤解してるから、タイトル変更してしまうんだよ?!

Re:が、「返信」で、RE:は、「~に関して」 説

(1)RE/Re :Reply to ~ 「~への返信」
(2)Re  :about や、regarding に相当するラテン語の前置詞


この件に関するいくつかの出典を探ってみましょう。例えば、PENGUIN Writer’s guidesシリーズの"How to Write Effective Emails" by R.L. TRASK のGlossaryP.203によれば、

Re:An Item whose presene at the beginnning of a subject line shows that the current message is a rely to an earlier message.

ここでは、Reは、「~への返信」という意味であると定義されています。また、「英文電子メールの書き方」日経文庫、James LaLonde著、P.178のCoffee Break『英文電子メールの略語』には、

略語     英語の意味     日本語の意味
RE:      regarding     ~について、~に関して

これらを見る限りでは、Re:が、「返信」で、RE:は、「~に関して」という意味になるように思われます。


これらの出典から考えられるのは、本来、"Re"は、ラテン語の『~に関する」という意味の前置詞だったものが、意味上からRegardingや、reference (with reference to)などの略語と勘違いして使われるようになり、それが、電子メールという自動付加機能を持つ、利器の出現により、自動的に"Re/RE"が件名に付加されてくることにより、いつの間にか、「返信」という意味を持つようになったということではないかという結論です。
Re? RE? re? 件名? 返信? [ビジネス英会話] All About

RFC2822の仕様書

電子メールのフォーマットについてまとめたRFC2822 という規格書には、

「3.6.5. Informational fields」より:

When used in a reply, the field body MAY start with the string "Re: "
(from the Latin "res", in the matter of) followed by the contents of the "Subject:" field body of the original message
「返信を用いる場合、その返信メッセージでは、"Re:"(由来はラテン語の"res"から、「~に関して」の意)がそのオリジナルメッセージにあった「件名」フィールドのはじめに付加される場合がある。」

…という意味でしょう(私が勝手に日本語に訳してみました)。
RE:って本当はどういう意味なの?

・Re:の略が、ラテン語の"res"から来てること
・返信メッセージに付与される場合があること

この2点が明確にわかります。

メールのタイトルは当然変更しても問題ない

 メールの返事を書こうとして「返信」ボタンをクリックすると、件名の頭に「Re:(リー)」が付きます。これは返信の意味なので、件名はそのままにします。相手の社名と名前が書いてあっても変更・削除してはいけません。
ビジネスマナー研修<メール編:件名>(6):Re:はReplyの略ではない――返信メールの件名は変更してもいいのか? - @IT

トラブルにならないようにしたほうがよいと思うんですね。
妥当なタイトルでない場合は、付け替えたほうが、トラブルになりにくいと思うんですね。

あと確かに過去のメールとのつながりが後から分かるのは重要だけど、
それよりも1つのメールで、過去のメールを見直さなくても処理できるように書くのが、ビジネスマナーだと思う。

原理原則を大事にするマナーと
トラブル防止や相手を気遣うマナーとでは
扱いが違うが、
後者を大事にしたほうが、人間関係的にもスムーズに仕事を進められると思う。

 Message-ID:の利用方法はいろいろありますが、代表的なものとしては送信したメールとそのメールに対して返信されてきたメールとの紐付け(スレッド)を行うことです。返信時にはIn-Reply-To:というメールヘッダに、返信の元となるメールのMessage-ID:を記述することとなっています。これにより返信されたメールを受け取った送信者はメールの紐付け(スレッド)を行うことができます。
http://www.will-ltd.co.jp/product/MAIL/manual/mail/sendhead2.htm

通常は、メッセージIDで紐づけ(スレッド)表示するものが多いと思う。

メールのタイトルが、「企画書案です」とか「よろしくお願いします」とか毎回同じ人がいるけど、そういう人がいても困らないのは、この仕様のおかげだった気がする。




スポンサーリンク
タグ#IT