サイコパス(反社会性人格障害)がおこす犯罪について

 佐世保の高校生の殺人事件の話題がネット上に氾濫しはじめた。ネット上の精神科医の意見の大半は、「彼女はサイコパスだから、医療ではどうしようもない」、のようであるが、僕も同意見だ。数か月前に診察して児相に相談した精神科医の行為が話題になっているけど、こんな例は児相に相談してもラチはあかないでしょう。



「殺人を起こしそうだから」とその人を拘禁する(保安処分)ことは、日本では不能なのだから。サイコパスは世界中何時でも何処にでも出現し、種々の猟奇的殺人事件を引き起こすことが知られていて、日本では戦前は治安維持法にその規定があったが、戦後は日本の保安処分は立ち消えになっているらしい。でも、保安処分のある英米でもサイコパスの殺人は減らないようだ。


 サイコパスは少し付き合えば分かるハズである。だから、被害者もそれを知っていたハズなのに、どうして、、、という所がこの事件のポイントになると思いますが、どうかしら。
佐世保殺人事件 - 精神科医の本音日記


素人の僕の知識では、以下の通り
1.サイコパスは一定数存在する
2.病気ではないので、治療不可 (->これは、僕の認識間違いかも。困難と不可は違うとおもうので)
3.犯罪を犯さないサイコパスもいる
4.サイコパスは、周りから見るとカリスマ性があり魅力的に映る場合もある

これが正しいかどうかははさておき、たぶん、交通事故と同じく、ある一定数の事故の発生は防げない可能性はあるかなと思う。なぜそんなことをいうかといえば、今回の事件でなんとなく、危険人物は隔離すべきという流れが出てきそうなきがするからである。まあ以前から、そういう流れみたいなものはあるようなきがするけど・・・。

どうなるかはわかりませんし、上記の引用先では、英米では保安処分?とかできるという話なので、今後、日本の流れはどなるんだろうか?とちょっと心配な気もしています。

あと、少し付き合えばわかるというのは、精神科医?でない人でもわかるのかな?というのはちょっと疑問があるんですね。確かに、ヤバそうという雰囲気があるのかもしれないけど、それはサイコパスでなくてもそう感じるので、単に直感で危険な人には近づくなという公言すると差別的な思想なのかなとは思う。

個人的には、ヤバそうと思った場合は差別的であっても近づかないほうがよいのに決まっているとは思っている。

ただ、おそらく、サイコパス?に類似する人たちは、魅力的に映って人を引き付ける部分があると思う。普通の人ではできなことをすんなりやって、「しびれるぜ」みたいな感じなのかなと思う。

まあ、反社会的なことをせず?(重犯罪を犯さず?)うまくやっているサイコパスもいるとかどこかで読んで気がする。たとえば、デイトレーダーとかなら、普通の感情がマヒしているサイコパスのほうが、儲けやすいとかそういうのがあったはずである。

サイコパス(反社会性人格障害)

DSM-IVの分類で、反社会性パーソナリティ障害らしいのだが、たぶん素人が判断できないと思う。

DSM-IV-TR精神疾患の分類と診断の手引 -Amazon
臨床家のためのDSM-5 虎の巻 -Amazon
DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル -Amazon

(改訂版)
The Psychopathy Checklist-Revised (PCL-R)
1. 口達者/表面的な魅力
2. 誇大的な自己価値観
3. 刺激を求める/退屈しやすい
4. 病的な虚言
5. 偽り騙す傾向/操作的(人を操る)
6. 良心の呵責・罪悪感の欠如
7. 浅薄な感情
8. 冷淡で共感性の欠如
9. 寄生的生活様式
10. 行動のコントロールができない
11. 放逸な性行動
12. 幼少期の問題行動
13. 現実的・長期的な目標の欠如
14. 衝動的
15. 無責任
16. 自分の行動に対して責任が取れない
17. 数多くの婚姻関係
18. 少年非行
19. 仮釈放の取消
20. 多種多様な犯罪歴
・それぞれの項目は、0〜2点で評定、総計で0〜40点に分布する。
・成人で30点を超えるとサイコパスとされ、20点未満であるとサイコパスではないとみなされる。
・子供のサイコパス傾向についての基準はあまり確立していないが、27点がカットオフ値。
精神病質 - Wikipedia


サイコパスの特徴について「無慈悲、大胆、精神的に強い、魅力的、口がうまい、良心と共感が欠如している」という共通点が存在している。

様々なタイプが存在し、反社会性パーソナリティ障害の筆頭である猟奇殺人鬼から、反社会組織の指導者や構成員、カルト教団の教祖、詐欺師、大手企業の経営者や政治家、いじめや虐待を行う者などにもそれが当てはまるとされる。

反社会性パーソナリティ障害の人は一種のトラブルメーカーに当たり、アルコール依存症、薬物依存、性的倒錯、犯罪といった問題を起こしやすい傾向があるとされる。そしてその特殊な性質のため、反社会性パーソナリティ障害者の被害者がパーソナリティ障害を患う事もあると言われている。

罹患者本人の「治そうという意欲・努力」「問題意識」が少ないか、もしくは欠如しているため、治療がなかなかうまくいかないうえ、トラブルを起こすことも多く、治療スタッフの負担が大きくなることから、治療機関によっては反社会性パーソナリティ障害の患者を嫌がることも多いようである。
反社会性パーソナリティ障害 - Wikipedia


反社会性パーソナリティ障害: 反社会性パーソナリティ障害(以前は精神病質人格、社会病質人格と呼ばれていた)は男性に多く、他者の権利や感情を無神経に軽視します。人に対しては不誠実で、ぎまんに満ちています。欲しいものを手に入れる、あるいは自分が単に楽しむために人を利用します(自己愛性パーソナリティ障害の人が、自分は優れているのだから当然だと考えて人を利用するのとは異なった考え方)。

反社会性パーソナリティ障害の人は、衝動的かつ無責任に、自分の葛藤を行動で表現するのが特徴です。不満があると我慢ができず、敵意を示したり暴力的になったりすることがあります。自分の反社会的な行動の結果を考えないことが多く、人に迷惑をかけたり危害を加えたりしても、後悔や罪の意識を感じません。むしろ、言葉巧みに自分の行動を正当化したり、他の人のせいにしたりします。我慢させたり罰を与えたりしても、行動を改める動機とはならず、判断力や慎重さが身につくことはなく、かえって本人が心に抱いている極端に非感情的な世界観が固まっていきます。

反社会性パーソナリティ障害の人は、アルコール依存、薬物依存、性的に逸脱した行動、性的無規律、投獄といった問題を起こしやすい傾向があります。仕事に失敗しがちで、住居を転々と変えるケースもよくみられます。多くの場合、反社会的な行動、薬物乱用、離婚、身体的虐待などの家族歴があります。小児期に情操面での養育放棄(ネグレクト)や身体的虐待を経験していることもあります。反社会性人格の人は一般の人に比べて寿命が短い傾向があります。この障害は年齢とともに治まっていくか、安定する傾向があります。
パーソナリティ障害: メルクマニュアル 家庭版


安易に、他人をサイコパス呼ばわりをしてはいけない

・専門家でないから
・倫理的に問題があるから
・差別の問題になるから

いろいろあるとおもうけど、他人をサイコパス呼ばわりしないほうがよいのに決まっている。
自身の心の中で思って、近づかないのは別の問題。

差別とかの難しい問題は、いろいろあるとは思う。
一番簡単なのは、差別を逆に利用する場合とかを考えると分かりやすい。

自身?(わが子?)の安全を守るのには、差別的な思想だからとか言ってられない気はする。

一番簡単なのは、無職で公園をブラブラしてるだけでも、不審者扱い?されるのと似たようなものなんじゃないかなと思う。

反社会的という部分だけ一人歩き・・

この部分がちょっと心配

個別ケースから、対策を考える場合

今回ケースは対策しても無駄だとしても、今までやっていた対策を改善することで、違う方面でよくする方法はあるかと思う。
絶対に防げたはずだというのを、交通事故に置き換えてみればわかる。

命の大切さを教える教育?とかは無駄だと思う。
そもそも、洗脳するわけにはいかないので・・・・。

命の大切さを教えても、ブラック企業の経営者は平気で従業員を使い捨てにするけど・・・。

つまり、犯罪を犯さないことと倫理観は、実際には直接の因果関係がないのでは?
倫理観だけが、犯罪の抑止力になるわけではないのでは?
損得勘定だけが、犯罪の抑止力なるわけではないのと同じでは?

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