社会が「高卒」を望んでも、個人は「大卒」を望むという構造

まずます「高卒化した方が有利」になる。
なによりも、第一子の親になる年齢が30代⇒20代と若くなるので、
「子育てに携わる体力・精神力」の面で有利である。
http://anond.hatelabo.jp/20130629204133

この論理?は、20年前にはすでに言われていたので…。

第一子の親になる年齢に関連あるパラメータは?

・男が高卒なら、大卒の女性と結婚できる可能性は低いかもしれない
・女性が、仕事をして自立したいと思えば、高卒よりも大卒を望むかもしれない
・女性が、キャリアを大事にしたいと思えば、20代で結婚したり、子供を産んだりするのは避けるかもしれない
・子供を育てるだけの経済基盤を確立してから、子供を持ちたい
・子だくさんの貧しい暮らしは、避けたい

など、学歴以外にも社会的な状況の変化というか、価値観の変化というものもあろうかと思います。

中小企業は、大卒を高卒の給料で雇いたがる

スペックが高いのは問題ないんだが、給料は押さえたいという構造ですね。

オーバースペックで仕事をするのには困らないんだが、対価を払うのは嫌だという中小企業特有?の思想が問題なのかも。
実際、高卒だって就職大変な状況なので、高卒雇いたいのならどうぞと言いたいぐらいです。

オーバースペックで困る場合

オーバースペックを仕事に使ってくれればよいのですが、それ以外のことに使われると、扱いにくいという理由で敬遠されることは確かでしょう。

まあ、言うことを素直?に聞くようなオーバースペックは問題ないということです。

生涯年収に関して

------2007年-------------------------------------------------
<男性>
中卒       2億2000万円(45年間)
高卒       2億6000万円(42年間)
高専・短大卒  2億6000万円(40~41年間)
大卒・大学院卒 3億0000万円(38年間)
<女性>
中卒      1億5000万円(45年間)
高卒      1億9000万円(42年間)
高専・短大卒 2億1000万円(40年間)
大卒・大学院卒 2億6000万円(38年間)

労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計」より
学歴と生涯賃金 [学費・教育費] All About

大卒と言っても偏差値の低いところから高いところまで含まれてるからとかいろいろ反論する人がいると思いますが、同じ会社に勤めている高卒の人と大卒の人の生涯年収を比べてみても、大卒の方がお得なんですね。

比較対象は、「大卒の仕事のできない人」と、「高卒の普通程度に仕事ができる人」との比較がよくわかると思います。

会社というところは、仕事の成果だけに報酬を払っていなくて、わざと差別的な報酬体系にすることで、組織を管理したり競争させたりして、より利益を生むようにしているから、こういう現象が普通に起こるのです。

またそういう構造にしておくと、団結して会社などには刃向わないようになるので、経営手法としてもそういうのが多いでしょう。

まあ、資本主義なら当然の現象でしょう。

高卒でも転職などすればとか、ベンチャーで頑張ってとかいう話があろうと思いますが、転職なんてしたら、少々給料が上がっても生涯年収で損します。それは退職金とかいろいろあるからですな。

転職、ベンチャー路線は、最終的には起業などして、自分で儲ける人たちの路線で、この路線なら大卒よりも生涯年種が上がる確率はかなり高いです。しかし、普通に大卒で働くよりも、苦労度合いが違うことが多いかと思います。おまけに、能力も逆に必要ですし…。

学力と能力は相関関係にあるけど、直接リンクしてるわけでも何でもないので…。



社会が「高卒」を望んでも、個人は「大卒」を望むという構造

社会が「高卒」を望んでいるというのはうそだと思いますが、それが事実だとしても、個人が大卒を望む限り、現状の構造は崩れません。

社会のために、損する選択を個人に要求しても、その要求に応じる人はほぼいません。

大卒というバブルがはじけただけ

これは、大学院卒というものも同じなんですね。

じゃぁ、大学院卒は損だから大卒にという人も実は結構います。この場合は、本当に院卒が就職に不利になるのでその方向に動くわけです。


社会が「子供」を望んでも、個人は「豊かな生活」を望むという構造

豊かな生活が、キャリアや経済基盤でのなんでもいいんですが、結局はそういうことです。

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