個人ブログは、人よりもGoogle検索と友達になったほうがよい

  • 投稿 : 2012-02-10
  • 更新 : 2014-07-05

自分のことを書かない?

なんでもっとみんな「自分のこと」を書かないのだろう?
僕はよく本や映画の感想を書いているのですが、それに対しても、必ずしも好意的なメッセージばかりが寄せられるわけではありません。
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20110105#p1
「自分のこと」をあまり書かないのは、検索エンジンと相性がわるいから。特に本や映画の感想は相性が悪い。
そういうのは、SNSやTwitterなどのように、はじめから人間関係があるところでやったほうが効率がよい。個人ブログで書くというのは、日本人があまりいかない場所に海外旅行に出かけて、そこで日本人と出会えるというぐらいに確率が低いものだということなんです。

はてな日記やはてブをやってる人は、そういう現実を知らなさ過ぎるんです。ここは、ネットでも特別地区で普通ではないんです。本来は相手にもされないような人や内容でも、ここではちょっと有名なブロガー扱い。


本当はみんな、自分のことを書いている

僕が最近の個人ブログで「つまらない」と思うのは、みんな「公的な立場を意識しすぎている」というか、「評論家としてふるまおうとしすぎている」ことなんですよ。
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20110105#p1
勘違いしてるのは、個人ブログで自分のことを書かない人は皆無だということです。その人が書く内容が、つまり自分なのです。また、もともと個人ブログなんてつまらないものなんです。公的な立場を意識し過ぎなくても、評論家としてふるまわなくても、多くはつまらないものなんです。方法論が悪くて、つまらないというのは、ごくわずか。

多くの人は、自分自身はオリジナリティーがあると思っていますがそうではありません。人とはほんの少ししか違わないのです。特に、個人と呼ばれるような人はそうです。

つまらないと感じるのは、その人の好みのものが減ってきたというだけの可能性のほうが高いわけです。特にいまだにブログをやっているような主流派でない人なら、主流を面白くないと思うでしょう。

僕は個人ブログが結構好きですが、それは個人ブログがつまらなくて平凡だからです。数も多いので、飽きることもありません。あきれば違う個人ブログを見ればよいのです。星の数ほどありますから。



正論まがいは・・・

友人限定にしていようが何だろうが、書いた本人が責任を取らなければならない」という正論が襲いかかってきます。

僕はある時期から、「みんなが」「社会が」「常識的には」「日本人は」「男は」「女は」などと書くのを極力やめるようにしています。
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20110105#p1
こんなのは正論でない。正論まがい。
友達限定にしているものを勝手に全体に公開することは問題ないのだろうか?
もし問題なら、この時点で論理が破綻する。
結果として責任を取らざるを得ないことと、取らないと駄目とは全然違うものです。

あまりにも文意を読み取らない人たちも多すぎるんですね。「みんなが」「社会が」「常識的には」「日本人は」「男は」「女は」というのは、前に「僕が考える」に決まってるということ。でも、そこをついてくる人にこんな話をしても無駄なんですね。

論理矛盾を突くことは正論ではないし、また物事の正しさの証明でもない。
面白くなくしているのは、こういう人たちなんです。もちろん、面白半分に個人を祭りあげてる人もだけど、そういう人と同じぐらい罪深い人たちだと思う。

炎上目的やはてブ狙いの個人ブログはGoogle検索と相性が悪い

釣りタイトルだったり、内容がタイトルとあってなかったりいろいろで、結局検索エンジンと相性がわるく、炎上した後は閑古鳥が鳴くことも多し。自転車操業で、炎上事件を繰り返さない限り、人気ブログを維持できない。

有名ブログが、何を書いても炎上するのでなくて、炎上しないものを書くと有名ブログでなくなってしまうという無意識の思いもあって、そのような記事が続くことも多い。実際、炎上しない内容に抑えつつ、自分の意見を述べる方法はちまたにあふれている。現に、個人ブログがそのようなことをするから、面白くなくなくなたと指摘されてるではないか?

粘着する人もいますが、炎上しないように書き続ければ、飽きて離れていく人が多数です。今は、ほかがあるのですぐに違うところにいきます。

で、残るのが、元有名だったブログです。


かわいい写真やイケメン写真を載せるだけで

記事の内容は平凡、どちらかというと平凡すぎる。そのような内容に、かわいい写真やイケメンの写真を載せるとあら不思議。なんちゃって有名ブログになりました。自分自身のことを書くより、自身の写真ですね。

平凡すぎるほうが大衆受けしやすいということもありますが、多くの人はブログの内容なんてどうでもよいんです。小難しいことをいうよりかは、今日はこんなの作りました。レシピはこれですとかの方が人気が高いわけです。

おまけに料理レシピは、Google検索と相性がよい。


かわいくないし、イケメンでもないのだが・・

写真を加工してください。元があなた自身なら、かなりのところまで許されます。
ただし、その場合は実際に人と会ってはいけません。

実際、人にあっても、多くの人はそのことをネット上では話しません。それは、そういう発言をすると人間性を疑われることが多いからです。まれに、本当のことをネットでばらすので、会わないほうがよいとお勧めしているだけですのであまり心配は要りません。

そういうブログの人に実際会えばわかりますが、所詮は個人ブログ。並より上のことも多いが、加工しすぎだろうとか?何年前の写真なんだよとかも多数?あり。嘘じゃなければ、嘘まがいが許せれるんです。それは、正論まがいが、正論だと思っている人が多いのと同じなんですよ。

たまに、人気もそこそこあるブログなので、自分自身をさらけ出しても大丈夫だろうとか、本当の自分自身も認められたいとかで、ちょっと、キモい風貌の写真を公開すると・・・。あなたの想像どおりです。その後、なぜかファンシーなキャラの画像に替わりましたが、いったんついたイメージは消えません。


※記事の内容は、個人ブログの話で、自称も含めセミプロ?以上の人は知りません。
※かわいい、イケメン、並より上は個人の主観が入ることをご了承ください。

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